第80回「NDKファッションショー」で、生活環境学科、生活造形学科の4人がデザインした作品が入賞しました。
2012/10/10
関西の伝統あるファッションショー「第80回NDKファッションショー」のファッションコンテストで、生活環境学科3年の井上美都さんがファッションデザインコンテストで佳作賞を、ヤングダイナミックコンテストでは生活環境学科4年の三原彩耶さん、生活造形学科2年の中右幹子さん、龍華美咲さん=写真右の右から順=の作品が佳作賞を受賞しました。10日3日に表彰式が行われ、4人に表彰状が贈られました。
関西のファッションデザイナーらで組織する日本デザイン文化協会大阪支部の同ファッションショーは、今年で80回目を迎えます。今回のテーマは「SHOW The Sun in the Heart~心に太陽を!~」で、ファッションデザインコンテストは全18作品、ヤングダイナミックコンテストは全39作品が出品。ショーと作品審査は9月22日にNHK大阪ホールで行われ、4人が制作した作品をプロのファッションモデルが着用しました。
井上さんは、トップスの生地にレースを1枚1枚縫い付けました。デザイン画を形にするのに苦労しながら、「強い女性」をイメージした作品=写真中の右側=を作りました。三原さんは「森の妖精」をイメージし、スカートに1枚ずつナチュラル素材のパネル生地を張り付けました=同左側=。中右さんは「ブラックホール」をコンセプトに制作=写真左の右側=。素材や厚みの異なった生地を一度にミシンにかけることに苦労しました。龍華さんは「直線と曲線」をイメージし、笊を使用し緩やかな曲線を出すよう工夫しました=同左側=。
昨年に続き、今年もヤングダイナミックコンテストに入賞した三原さんは「満足度の高い作品です。他の人の作品を見ていい刺激になりました。これを糧に、卒業制作に取り組みたい」と話しました。