韓国・韓南大学校などで開かれた日本語教育実習に参加した学生の報告会が、中央キャンパスで行われました。
2012/11/16
日本語日本文学科・上田和子教授のゼミで日本語教育を学んでいる4年生らが、韓国・韓南大学校などで開かれた日本語教育実習に参加した体験を話す報告会が11月14日、中央キャンパスで開かれました=写真左=。
本学では、日本語日本文学科の中に外国語としての視点から日本語を研究する「日本語教育系」を設け、日本語教育に必要な知識や能力を養成しています。
以下は、上田教授の報告会リポートです。
後輩学生から積極的に質問
「日本語教育学B」の授業で実施された日本語教育実習の報告会が11月14日、同学科4年生(上田ゼミ生9人)によって行われました。日本語教育実習は、毎年8月に阪神間の日本語学校と韓国・韓南大学校とで実施しています=写真右=。今年の参加者は、国内4人、韓国10人でした。実習生は、写真やビデオを交えて、国内、海外それぞれの実習体験を話した後、グループに分かれて、下級生からの質問に答えました。下級生は、「就活と実習との両立は、難しくなかったですか?」「実習中のスケジュールは?」「韓国語ができないと、海外実習はできないのですか?」などと積極的に質問していました。
「日本語教育学B」は、同学科2年生の履修科目ですが、実習に行ったばかりの先輩たちの報告に、2年生からは多くの質問が出ました。この報告会は、「日本語教授法B」(大日3年生履修科目)でも行われる予定です。(教授 上田和子)