生活環境学科3年の黒川紗央里さんが、関西ファッション連合のイベントで、働く女性向けのアパレル商品を企画した産学協同の活動実績について発表しました。
2012/12/17
関西ファッション連合が主催する産学協同交流イベント「協業と連携が生み出すINNOVATION」が11月28日に大阪市中央区の大織健保会館で行われ、生活環境学科3年の黒川紗央里さん=写真右=が産学協同の活動実績について発表しました。
このイベントは、優秀な人材の育成や獲得の方法について、企業や学校関係者が話し合うために開催され、アパレル企業の社長や服飾専門学校の教員ら関係者約100人が出席しました=写真左=。関西ファッション連合と大学・専門学校らの学生も参加、終了後には産学連携で誕生した商品サンプルや資料が展示されました。
黒川さんは「テキスタイルの意匠企画&応用スタイル企画」というテーマで発表。企業から出された商品企画の課題にチャレンジする「産学協同リアル企画」に参加した経験を話しました。
生活環境学科のアパレルコースで学ぶ黒川さんは、23~29歳の働く女性をターゲットにしたアパレル商品を企画。こうした女性がエレガントな服を好む傾向があることに着目し、19世紀末から20世紀初頭にかけて欧米各地で流行した「アール・ヌーボー」の装飾様式を取り入れ、「蝶」をイメージした有機曲線を採用した商品を発表しました。
当日のイベントの様子は関西ファッション連合のホームページにも紹介されています。また、昨年度生活環境学科と生活造形学科の学生15人が取り組んだ「産学協同リアル企画」の様子はこちらからご覧ください。