「地域別教育懇談会」が本学で開催され、就職講演会などが行われました。
2015/09/26
大学と保護者が意見交換する「地域別教育懇談会」が9月26日、中央キャンパスをメーン会場にして開かれました=写真=。公江記念講堂で行われた全体会では、本学の教学面についての説明や就職活動についての講演が行われました。
全体会の冒頭で、有方尚子・教育後援会長は「教育後援会では就職支援の充実に力をいれています」とあいさつしました。糸魚川学長は本学の立学の精神に基づいた教育目標の3つの柱である①「すぐれた知性」を磨くこと②「感性豊かな潤いのある心」を育むこと③「人を思いやり、人のために尽くす精神」を身に付けること――を中心とする教育方針や教育環境の充実について説明。続いて、アクティブラーニングに対応した新教室など今夏リニューアルした文学2号館や、今秋リニューアル予定のキャリアセンターの完成予想図などの映像が披露されました。
就職講演では、キャリアコンサルタントの石田秀朗氏が「3つのキーワードから就活を考えてみる~学歴フィルター、対人関係力、大学での学び~」と題して講演しました。石田氏は「就職の面接では、目標を持ってどんなことに取り組み、どれだけ成長したかが問われます」「コミュニケーション力を上げるには、人に関心を持ち、相手の事情を理解することが大切です」「仮設を立て結論まで導くという大学での学びは、仕事を進めるうえで役立ちます」と話しました。
午後からは学科ごとの説明会や、教員と保護者の個別懇談が行われました。就職や資格、留学、学寮、奨学金などについての相談コーナーを設置。学長懇談コーナーも設けられました。
「地域別教育懇談会」は全学生の保護者から構成される「教育後援会」が主催しています。1984年から30年以上にわたって続き、大学と保護者が質疑を通して連携を深める場となっています。本年度は、今回の大学本部会場のほか、金沢(8月23日)、広島(8月29日)、高松(9月6日)、福岡(9月13.日)の4会場で開催されました。