国際協力はまず『知る』ことが大切。「世界一大きな授業」を行いました。
2018/07/11
国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の一つである、「世界中の子どもが学校に通えるように(No one must be left behind!)」という目標の実現に向けて、日本の教育協力NGOネットワークや多くの国々のNGOが協力して世界で同じ時期に、ほぼ同じ内容の授業を行う「世界一大きな授業」が6月29日、教育学科の英語の授業やゼミ等で行われました=写真=。
「世界一大きな授業」は2003年から始められ、2008年には世界で885万人が参加、ギネス登録もされています。
今回の授業では「世界の子どもの11人に1人が小学校に通えていない」ことなど、依然として続いている厳しい状況を四択クイズや2本のビデオで学びました。
授業を受けた学生からは、
「自分が想像していた以上に世界の子どもが教育を受けられていないこと、多くの大人も文字を読めないことに驚きました。日本の子どもにも大人にも、このような事実をもっと詳しく知らせていくべきだと思います」
「国際協力は、まず、知っているようでよく知らない世界の現状を『知ること』が大切だと思いました」
などの感想が寄せられました。