「アゼリア」が居心地のよい憩いの場にリニューアル
2018/09/12
学生が食事時に限らず、気軽に立ち寄れる居場所を作ろうと、中央キャンパスの食堂「アゼリア」が居心地のよい空間に生まれ変わり、12日、リニューアルオープンしました。アゼリアの全面リニューアルは約30年ぶり。2019年の武庫川学院創立80周年に向けた“学生ファースト”の取り組みが、また一つ、形になりました。
メーンの空間は4人がけのテーブルを中心に、カウンターや長テーブルを配置。床や柱は木目調の温かみある素材で統一しました。ダクトがむき出しのスケルトン天井は、高さと広さを感じさせる効果があります。ダクトはベージュに塗装して“見せる”工夫を凝らし、すっきりしたライン照明で、まるでおしゃれなレストランのよう。
入口右手にスペースを広げ、食事だけでなく、会議やパーティにも使える「レセプションパーク」を新たに設けました。メーンスペースと連続性を持たせながら、こちらは床にカーペットを敷き詰め、6角形の白テーブルと黒の椅子が高級感を感じさせます。可動式の間仕切りで、自由な使い方ができそうです。
460席。荷物で場所をふさぐことがないよう、かごを随所に配置し、稼働率アップを見込んでいます。これまでランチ終了後は照明を落としていましたが、リニューアル後は、学生が勉強にも使えるよう、終日、照明をつけることにしています。
オープン初日、学生や教職員が、早速、ランチに訪れました。夏休み期間で、利用者はちらほらでしたが、食物栄養学科2年の学生は「前よりスペースにゆとりがあって、座りやすい。ランチ以外でも、友だちとゆっくり利用したいです」と話していました。
アゼリアと同時に、クリステリア1、2階とマルチメディア館3階のカフェも、天井や壁を白を基調に塗り替え、照明も明るく刷新しました。特にクリステリア1階のマクドナルドは家具に黒を効果的にきかせ、4色のシックな丸椅子を配置して、ラグジュアリーになっています。アゼリア以外の食堂は、来週、オープン予定です。