「健康科学連携教育フォーラム」が行われ、健康について学ぶ3学科の1年生が先輩の話に耳を傾けました。
2018/09/15
健康科学の分野で活躍する卒業生3人を招いて、「健康科学連携教育フォーラム」が9月15日、公江記念講堂で開催されました=写真左=。健康について学ぶ3学部3学科(健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科、生活環境学部食物栄養学科、薬学部健康生命薬科学科)の1年生約350人が受講し、「私の学生時代と今-健康科学を学ぶ-」をテーマとした先輩の話に耳を傾けました。
本学では、「健康」を専門とする3学部がカリキュラム面で連携する「3学部3学科連携教育プログラム」を実施し、健康についての幅広い知識を習得したスペシャリストを養成しています。このフォーラムは基礎・専門教育への導入教育として毎年この時期に行われています。
はじめに瀬口和義学長が「総合大学の本学だからこその貴重な機会。他学科の学生同士が交流することで、自然と自分にないものを学び、専門の視点だけではく、多面的に世の中を見る経験を持ってください。視野を広げ、大学生活・勉学をエンジョイしてください」と受講生に語りかけました=写真中=。
びわこ成蹊スポーツ大学の准教授・中道莉央さん(2007年文学部健康・スポーツ科学科卒業、2009年文学研究科教育学専攻修士課程修了、2013年臨床教育学研究科臨床教育学専攻博士課程修了)は今の自分の力になっている大学での学びについて話した後、「大学では色々なことに関心を持ち、自分のやりたいことをやり抜き、当たり前を疑問に思い、自分で考える力、伝える力を身につけて」とアドバイスしました。=写真右の右=。
社会福祉法人枚方療育園 医療福祉センターで管理栄養士として活躍する西真理絵さん(2011年生活環境学部食物栄養学科卒業、2013年生活環境学研究科食物栄養学専攻修士課程修了)は「社会に出たら自分で判断をしなければならない。学生時代は注意をしてもらえる貴重な期間。素直な気持ちで先生の言葉を聴きましょう。また常に疑問に思う癖をつけて勉強を続けてほしい」と話しました=写真中右中=。
三國製薬工業株式会社の多羅尾あさみさん(2011年薬学部健康生命薬科学科卒業、2016年薬学研究科薬科学専攻博士後期課程修了)は「学生時代の学びは受身になりがちだが、学ぶ姿勢を身につけることはベースをつくること、目的を持って学んでほしい」などと助言をしました=写真右の左=。