中国中央電視台CCTVが、薬学部東洋医学研究室を取材。中国の番組で本学の漢方薬研究の取り組みなどが紹介されます。
2018/11/04
武庫川女子大学浜甲子園キャンパスに11月1日、中国中央電視台CCTVの取材班7人が訪れ東洋医薬学研究室を取材しました。この様子は2019年夏、中国CCTVのチャンネルCCTV-4とネットチャンネルCNTVで放映される予定です。番組は中国語で「中医·与世界同行」(日本語訳「世界に羽ばたく中医学」)、来年夏のゴールデンタイムの放送予定です。
今回の取材は、日本の生薬の発展や特徴、研究と利用、「漢方薬」の基礎研究・共同研究の概況などと、本学東洋薬学研究室の高明 薬学科教授が日本で20年研究に携わった経験を踏まえた、生薬や中医学に対する見解について行われました。
東洋医薬研究室で高教授がインタビュー取材に応え、本学での研究内容や学生の漢方医学への興味、大学における漢方医学の教育状況、日本での漢方薬の研究開発状況について話しました。「漢方研究について、中国は面の広い研究が行われているが、日本ではある分野に深い研究がおこなわれています。この20年、日本国内での漢方医薬学に対する認知度や評価は変化しました。医薬学会でも漢方医薬学術団体がかなり増えていますし、テレビや講演会などで一般にも漢方の知識が普及しています」
この後、研究室の実験風景、薬用植物園を取材・撮影、続いて上甲子園キャンパスで甲子園会館の撮影が行われました。