ソーシャルワーク実習と精神保健福祉実習の報告会が行われ、心理・社会福祉学科の学生が実習成果を発表しました。
2018/11/28
社会福祉士実習・精神保健福祉士実習を総括する「平成30年度実習報告会」が11月24日に開催され、心理・社会福祉学科の社会福祉コースで学んでいる3、4年生が実習成果を発表し、社会福祉を学ぶ2~4年生約200人と実習先でお世話になった方々が参加しました。
岡光昇・同学科社会福祉コース長の挨拶に続いて、ソーシャルワーク実習、精神保健福祉援助実習を振り返る発表をしました。
今年の報告会では、各分野の学生たちが協力して作成したパワーポイントを使用しながら「支援の現場では共通して、本人中心の考え方や多職種連携が大切であることを学んだ」「専門職としての役割を学ぶことができた」「学校での学びからは得られない経験ができた」と実習での学びを話していました。来年度実習へ行く後輩に向けて、事前学習の具体的な方法や実習中の姿勢や心構えなどが伝えられ、「実りある実習にしてください」とアドバイスが送られました。
実習先の方々からは、「実習で伝えたかったことが発表の中にしっかりと盛り込まれていた」「実習で得た学びをさらに深め、専門職の仲間入りをして、頑張っていただきたい」とメッセージをいただきました。
参加した学生らは「実習への不安が軽減された」「先輩から頂いたアドバイスをもとに感謝、挨拶、礼儀などの気持ちを忘れずに実習に臨みたい」と感想を述べていました。
また『実習報告書第16号』がこの日に発行され、参加者に配られました。実習報告会の後は、実習教育連絡会が開かれ、実習先の方々と社会福祉コースの教員が参加し、実習の振り返りやこれからの実習に向けて協議しました。