生活環境学科1年の学生が、「仮囲いデザインアイデアコンテスト」で入選しました。
2019/02/21
全国建設業協同組合連合会が、2月14日東京都千代田区で学生を対象とした「仮囲いデザインアイデアコンテスト」の公開最終選考会・表彰式を開き、本学生活環境学科3人の作品「くもくもあどべんとうぉーる」が、57グループの作品の中から最優秀賞、優秀賞に続く入選5点に選ばれました。
工事現場の仮囲いのデザインを学生が提案する本コンテストは、「工事中と人々を結ぶ装置」をテーマに、建設中の魅力を発信するプロジェクトとして実施されています。下出真由さん、三村郁絵さん、津田安由美さん(生活環境学科1年)=写真①右から=は「PEN子」という団体名で自主的にコンペの参加を決め、昨年12月から制作を始めました。工事をしている間も地域の人たちに楽しんでもらえるように、仮囲いに3種類の雲を表現し、描かれた平面の雲は、工事現場の進捗に合わせてパネルを外していくアドヴェント・カレンダーのようになっています。それぞれのフレームは木製でできていて、この木材を利用するワークショップや、工事現場の地域にまつわるクイズラリー、現場で働く人の紹介や、工事の進行状況の説明、自由に絵が描ける黒板などが提案されています。そして最終的にパネルを外していくと虹が描かれたアクリル板が出現し、工事現場が見えるしかけになっています。岩田章吾教授のアドバイスも受け、1次審査のプレゼンボード、2次審査の東京でのプレゼンテーション・質疑応答を経て、見事入選しました。
コンテストを経験して3人は「他の2人がいなければ出ていなかったと思う。今後も生活に使うものを作っていくような勉強をしていきたいです」「コンペに参加したいと思い、岩田先生に相談した時にはすでに、2、3案作っていました。専門知識はまだまだなので、アイデアで勝負できるものを考えました」「今回の経験を、興味のある海外文化や多文化の方面にも生かしていきたいです」と話しました。
建設通信新聞(2019年2月18日)でコンペの記事が紹介されています。