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音楽学部演奏学科の学生が海外研修に参加し、貴重な体験をしました。

2019/03/26

音楽学部演奏学科の学生11人が3月7日から17日にわたり、ドイツのドレスデンおよびチェコ共和国のプラハで研修を行いました。

学生はドレスデン音楽大学のレッスン室やゼンパーオペラ、プラハ歌劇場の練習室でレッスンを受講。作曲家のバッハやメンデルスゾーンが活躍したライプチヒを訪れたほか、ゼンパーオペラでは「魔笛」を、プラハ歌劇場では「アンドレア・シェニエ」を鑑賞しました。

ドレスデン音楽大学、プラハ歌劇場の多くの先生方の協力で、学生たちは有益な研修を行うことができました。

 

研修に参加した学生は次のように話しています。

音楽学部演奏学科3年、鈴木ゆき子さん

「レッスンでは、体や指の使い方だけでなく、曲の内容を掘り下げ、作曲家がこの曲を通して表現したかったものが何なのかを学ぶことができました。私がイメージを持ちやすいように、本来楽譜には書かれていないフレーズを先生が弾きながら一緒に連弾。その時、音楽が浮かび上がってくるような、今まで経験したことのない感覚を味わいました。現地の教会音楽や美術作品、本場のオペラを鑑賞することもできました。日本では経験できないことばかりだったので、どれも貴重な学びでした」

 

同3年、土師伊久美さん

「日本とは別の空気を感じながら過ごした毎日は本当に色濃く、ドレスデンもプラハも芸術であふれていました。2人の先生のレッスンでは、様々な視点から発声や音楽の表現方法をご指導をくださり、新たな課題も見つかりました。オペラも2公演観ることができ、特に、『アンドレア・シェニエ』には感涙しました。今回の海外研修で学んだことを、これまでの課題とともに、一つ一つ身に付けていきたいと思います」

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