教員養成フォーラムを開催しました。
2019/07/16
本学附属図書館が事務局を務める私立大学図書館協会「学習支援プロジェクト」による「教員養成フォーラム」が、7月12日、中央図書館グローバル・スタジオで開催されました。
阪神間に位置する10大学から、教職を志す学生と担当教職員141名が参加。株式会社時事通信出版局の中川晴雄次長を講師に迎え、教員採用試験の最新動向や合格学習法を学びました。
中川次長は「一般教養の社会分野では、参議院選挙があった翌年は必ず公職選挙法が出題されます」「毎年10月に発表される問題行動調査(「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)の結果は必ずチェックしておく必要があります」「ペスタロッチの『隠者の夕暮』は今年の夏に読んでおくといいですよ」など、試験のポイントや情報収集のコツを次々に伝授。学生たちは熱心にメモを取りながら傾聴していました。
このような教員養成フォーラムを大学図書館が主催するのは全国的に初めてのことで、教員を目指す学生の学びを大学図書館としてしっかりとサポートしていきたいとの思いから実現しました。さらに附属図書館の「MWU電子図書館」では、雑誌『教員養成セミナー』や全自治体の教員採用試験の過去問を見ることができます。
終了後、学生からは「とても参考になった。ぜひ来年もやってほしい」(健康・スポーツ科学科1年)、「大阪市や神戸市など具体的な対策方法を知れてありがたかった」(甲南大学3年)などの感想が聞かれ、盛況裡に終えることができました。
(文責・附属図書館 川崎安子)