ワルシャワ大学に留学する学生2人が、学院長と学長に出発のあいさつをしました。
2019/07/24
ポーランドのワルシャワ大学に留学する文学部英語文化学科3年の中安瞳さんと、音楽学部演奏学科4年の今井桃代さんが7月24日、大河原量学院長と瀬口和義学長に1年間の留学を報告しました。
本学では「アウシュビッツ 戦争と女性」という共通教育科目の授業があります。昨年3月、有志の学生と授業を担当する河内鏡太郎教授がポーランドのアウシュビッツを訪れました。中安さんと今井さんも参加し、本格的に現地で勉強がしたいという思いを強くし、留学を決意しました。
中安さんは「講義を受けるにはポーランド語の勉強も必要です。語学の習得と共に、ジャーナリズム学部の講義を受ける予定です」と語りました。今井さんは「ワルシャワの現在の美しい街並みと、過去の歴史とのギャップに惹かれました。専門外の国際関係学部などの講義も受け、将来の夢に向かって進んでいきたいです」と話しました。
2人は大学での勉強だけではなく、ポーランドや世界の人々と関わりたいと、ボランティア活動なども行う予定です。
大河原学院長は「体に気をつけてがんばってきてください。帰国されたら現地で得た情報などぜひ教えてください。期待しています」と励まし、瀬口学長は「交流協定校ではない大学へ留学することは勇気のいることだと思います。開拓者になって、がんばってください」と語りました。同席した河内教授も「それぞれの目指す仕事の中で、今回の留学は必ず役に立ちます。この貴重な機会を大切にしてほしい」と出発する2人を激励しました。
中安さんは7月末にポーランドに行き、8月から語学の勉強を始め、今井さんは、フィリピンでの英語の学習を経て9月にワルシャワに行く予定です。