日本きのこ学会第23回大会が、学院創立80周年を迎えた本学で開催されました。
2019/09/30
日本きのこ学会第23回大会が9月4日~6日、武庫川女子大学中央キャンパスのマルチメディア館で開催され、日本きのこ学会会長で生活環境学部食物栄養学科の松井徳光教授が大会実行委員長を務めました。
日本きのこ学会は「きのこを科学し、きのこに関わる産業の発展に貢献する」ことを掲げた日本で唯一の学会で中国・韓国の関連学会と一緒に、ヨーロッパの関連学会と成果を競っています。本年度の開催は、本学が学院80周年記念を迎える時期に合わせた形で決定されました。
学会には北海道から沖縄まで全国から会員が訪れ、学生会員による口頭発表、一般口頭発表、ポスター発表が行われました。
「めちゃめちゃすごい関西のきのこ」と題して公開シンポジウムも開催されました。▽関西で消費されているきのこ▽きのこ観察・収集で有名な高校の活動▽まつたけ山復活の夢▽バカマツタケの林地栽培など、きのこに関する幅広い内容の講演で、一般市民の方々、本学の教職員・学生ら約250名の参加者を迎え、大変実りの多い公開シンポジウムとなりました。
最終日は、名誉会員証の受賞式、学会賞等の受賞式、学生優秀発表賞、ポスター賞の各表彰式が行われ、受賞者の記念講演がありました。
松井教授は、「本大会を本学で開催したことにより、教育・研究、施設・設備など本学の素晴らしさを多くの方々に知っていただけたことは何よりです。大会に携わってくれた学生たちの評価も高く、多くの参加者から褒めていただき、大変うれしく思っています」と話しています。