【動画を公開しました】武庫川学院創立80周年記念式典が開催されました。
2019/11/29
武庫川学院創立80周年記念式典が11月10日、公江記念講堂で開催され、来賓、卒業生、学生、生徒、学院関係者ら計約2000人が出席し、創立80周年を祝いました。
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講堂ロビーでは、学生によるトーンチャイムやマンドリンのウェルカム演奏で来賓らを迎えました。式典の第一部では、大河原量学院長が「学生・生徒の皆さん、創立以来、学院がたどって来た歩みを思い、一人ひとりが高い知性を身につけ、人格を磨き、多くの先輩たちが残してくれた良き学風を継承しつつ、これからの新しい社会で存分に活躍できる力をここで養ってください」と式辞を述べました。
来賓代表として、文部科学大臣・萩生田光一氏代理の文部科学省私学部長・白間竜一郎氏、兵庫県知事・井戸敏三氏、全私学連合事務局長・小出秀文氏が祝辞を述べました。
また、卒業生を代表して、日本芸術院会員・俳人で2019年度文化功労者に選ばれた宇多喜代子氏も「どうぞこの後も80年の内に築かれた武庫川学院ならではの底力で真の女性教育の真価を発揮され、良き人材育成の場としてのご発展をお祈りしております」とお祝いの言葉を述べました。
続いて、福原寿美枝教授によるメゾソプラノ独唱「ああ感謝せん」でお祝いの歌を披露しました。
第一部と第二部の間では、情報メディア学科丸山ゼミの学生が制作したテレビ番組「ムコチャン」が放映されました。
第二部の「人物で綴る武庫川学院の歩み」では、武庫川高等女学校の一期生、吉野喜美子さん、中橋昌子さん、赤崎英代さんが「われら一期生」として登壇しました。学院創設当時の校舎や校祖・公江喜市郎の写真を紹介しながら、司会者を務める英語文化学科卒業生・辰己由貴さんが3人にインタビューしました。吉野さんが揮毫した「武庫川学院八十年」の書道がお披露目され、中橋さんは「甲子園の駅から出ている路面電車に乗って浜にあるプールまで通い、水泳部で練習をしました」と懐かしい思い出を語り、赤崎さんは「母校が発展していてとてもうれしい。武庫川を卒業して本当によかったと思います。皆さんも頑張ってください」と後輩たちを励ましました。
続いて、附属中学校・高等学校のコーラス部が「くちびるに歌を」を歌い、附属幼稚園の5歳児41人が、学院のマスコットキャラクターのラビーと一緒に、歌とダンスを披露しました。
三好庸隆生活環境学部長からは、10月にオープンした武庫女ステーションキャンパスの概要を紹介。附属中学・高等学校のロボット研究チームは制作したロボットを披露しました。東京オリンピック出場に期待のかかる、カヌー部 原 綾海さん(健康・スポーツ科学科4年)、体操部 杉原愛子さん(短期大学部 健康・スポーツ学科1年)らの紹介ビデオに続いて、東京オリンピック出場内定の荒井祭里さん(健康・スポーツ科学科1年)が登場し、抱負を述べました。先輩オリンピアン村山よしみさん、田嶋恭江さん、東野麻子さん、金村祐美子さんがエールを送りました。イタリアの国立パルマ音楽院に在学中の音楽学部卒業生・中西 史さんが「ある晴れた日に」を独唱するなど、華やかな舞台が繰り広げられました。
式典の締めくくりには、附属中学・高等学校、大学の合同コーラス部がステージに並び、会場の参列者と学院歌を斉唱しました。
式典終了後には、その様子が特別号外紙として発行されました。