2019年度科学研究費補助事業 補助金配分額で武庫川女子大学は、全国私立大で81位、私立女子大では3位に。
2019/12/20
文部科学省が発表した「令和元年度科学研究費助成事業の配分について」で、武庫川女子大学(短期大学部を除く)の補助金配分額(直接経費と間接経費の合計)は、計90件、1億686万円だった。教育学術新聞によると、全国576の私立大学・専門職大学・大学院の中で81位、私立女子大では東京女子医科大学、日本女子大学に次いで3位だった。本学短期大学部の補助金配分額は14件、2795万円だった。
補助金の採択件数では、本学は、大学と短期大学部を合わせて計104件となり、私立女子大では東京女子医科大学(167件)に次いで2位、国公私立女子大では東京女子医科大学、お茶の水女子大学(137件)、奈良女子大学(117件)に次いで4位となった。
このほか、研究者が所属する研究機関の女性比率の上位機関が公表され、本学(短期大学部除く)は、採択された90件のうち女性の採択件数が52件(57.8%)で、国公私立大で9位だった。
科学研究費助成事業は、文部科学省、独立行政法人日本学術振興会が交付。人文・社会科学から自然科学まで、すべての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的資金」であり、ピア・レビュー(専門分野の近い複数の研究者による審査)により、豊かな社会発展の基盤となる独創的・先駆的な研究に対して助成を行っている。