5月10日、エコツーリズム実習の野外活動第一弾として、六甲山系の摩耶山(まやさん)を登山しました。アウトドアブランド「mont-bell」*の野外活動部門であるモンベル・アウトドア・チャレンジ(M.O.C.)から派遣された2名の指導員のもと、学生・教員合わせて12名のパーティーで挑戦しました。
新神戸駅からスタートし、登り口で当日のスケジュール確認と準備運動を実施。その後、展望台や滝などの見どころを巡りながら、動植物や水環境、山林と人の暮らしの関わりについて学びました。特に、町と山地の距離が非常に近い六甲山系の特性について、新たな発見がありました。
布引五本松ダムを通過したころ、雨が降り始めましたが、雨具を装着して摩耶山頂を目指しました。途中、休憩を挟みながら複数の岩場にも果敢に挑戦。摩耶山山頂付近の掬星台(きくせいだい)で昼食をとった後、雨による体力消耗を考慮し、この日は記念撮影を終えたのち、ロープウェーとケーブルカーで下山しました。
今回の登山では、天候の不確実さを身をもって体験し、装備と準備の重要性を実感。指導員の行動や気配りからも、野外活動の奥深さについて多くの学びを得る貴重な機会となりました。
*武庫川女子大学は2024年に株式会社モンベルと包括連携協定を締結しました。
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