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FTIRを導入 ―環境分析教育のさらなる充実へ―

武庫川女子大学 環境共生学部では、このたび、FTIR(フーリエ変換赤外分光光度計)と全反射(ATR)ユニットを新たに導入しました。FTIRは、物質の赤外線吸収スペクトルを測定することで、その化学構造や組成を高精度に分析できる装置です。今回の導入により、環境中に存在する微量の化学物質やマイクロプラスチック、バイオマス由来の材料など、多様な試料をより迅速かつ詳細に分析できるようになりました。特にATRユニットは、現場から採取した試料を前処理することなくそのまま測定できる点が大きな特長です。環境共生学部では、自然環境や持続可能な資源利用に関する教育・研究に力を注ぎ、ラボワークとフィールドワークの両面から学生の実践力を育成しています。FTIRの導入は、環境課題を科学的に解明・解決するための化学分析技術を、学生がより実践的に学ぶ機会を拡充するものです。なお、オープンキャンパスでは、このFTIRを用いて、プラスチックなどの身近な物質のスペクトルを実際に測定する体験をご用意しています。最先端の分析機器に触れながら、化学と環境のつながりを楽しく学べる貴重な機会です。高校生や保護者の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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武庫女の入試はチャンスがいっぱい。
他学科との併願も可能です。

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