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プロジェクト棟の竣工式を挙行しました

 武庫川女子大学環境共生学部の新たな学び舎となる「プロジェクト棟」の竣工式が、9月8日に執り行われました。式典は鳴尾八幡神社の神職により厳かに行われ、武庫川学院の大河原量理事長や環境共生学部長の青野光子教授をはじめ、設計を担当した東畑建築事務所、施工を担った大林ファシリティーズの代表者など、関係者26名が参列しました。

    建物には環境への配慮が随所に盛り込まれており、県産木材を用いた柱や梁、床をはじめ、甲子園浜のプラスチックごみを再利用したサインプレート、西宮市名塩地区の土を使ったインクなど、自然由来・再生可能な素材を積極的に採用しました。さらに、棟内には風向や雨水の貯留量、太陽光発電量をリアルタイムで表示するモニターを設置し、学生が日常的に環境を意識できる仕組みも備えています。

    プロジェクト棟は、学生がフィールドワークで発見した課題をグループで検討・解決する拠点として整備され、9月中旬から授業での利用が始まります。早速、1年生後期よりスタートする社会連携プロジェクトでは、地域や企業と協働しながら実社会に根ざした課題解決に取り組む場として本格的に活用され、学生は学内にいながら社会とつながり、主体的に学びを深めることができます。

    今後は授業での活用に加え、オープンキャンパスのキャンパスツアーにおいて見学スポットとして紹介し、高校生や保護者の皆さまに環境共生学部の学びを直接体感していただきます。また、10月に開催予定の女子中高生向けイベント「Girls Meet STEM」でも使用され、将来の進路を考える若い世代にとって、新しい学びの魅力に触れる貴重な機会となります。プロジェクト棟は、日常の授業から社会連携、さらには学外に向けた発信まで幅広く活用され、環境共生学部の教育・研究を象徴する拠点として重要な役割を担っていきます。
 

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