2025年12月11日、武庫川女子大学環境共生学部と附属高校グローバルサイエンス(GS)探究コースによる、新たな教育連携がスタートしました。高校生の探究活動を大学の専門教員が直接サポートする、画期的な取り組みです。環境共生学部には、環境科学の多彩な分野を専門とする教員16人と助手5人が在籍。生態学、環境化学、都市環境、気候変動など、それぞれの専門性を活かして、附属高校GS探究コース(2年生29名)の8課題を個別にサポートします。環境共生学部のある浜甲子園キャンパスは、附属高校のすぐ隣。授業の合間や放課後に気軽に訪れることができ、大学の実験設備や図書館の学術資料にもアクセス可能です。「いつでも相談できる環境」が、生徒たちの探究活動をより高度化します。文部科学省の調査によると、探究活動を実施する高校の多くで、教員が「指導の難しさ」を感じています。特に課題となっているのが: 1)専門性の壁、2) 研究手法の習得、3) データベースなどリソースの制約。 こうした課題を解決する鍵として、「高大連携」が注目されています。大学の持つ専門知識と研究環境を高校教育に活かすことで、生徒たちの探究活動は飛躍的に深化します。武庫川学院という同一法人の強みを活かしたこの連携は、生徒たちにとって、単なる「調べ学習」を超えた、本物の研究体験となるでしょう。高校生の「知りたい」「学びたい」という情熱を、大学の専門力できめ細かくサポート。武庫川女子大学環境共生学部と附属高校GS探究コースが創る、新しい学びの未来に、どうぞご期待ください!


