看護学研究科看護学専攻 博士後期課程★公開発表会★

2021年01月14日

2020年1月12日(火)、看護学研究科看護学専攻 博士後期課程の公開発表会が開催されました。
お二人の院生さんが、長年にわたり大変重要な研究課題に取り組まれ、今回その成果を発表されました。

お一人目は、徳島 佐由美さん。
研究テーマ 「レスパイト入院をする重症心身障がい児の養育者が安心できる看護支援の検討」

ケアの現状について熱弁される徳島さん

在宅で生活する重症心身障がい児の養育者が、安心してレスパイト入院(養育者の自由な時間の確保のために行われる入院)ができるための看護支援について、実際に養育者の方にインタビューをされ、その後、養育者の期待にそったケアができているのかという点についても調査をされていました。
様々な観点から検討された結果、安心に繋がる看護支援について明らかにされました。

徳島さんの研究成果により、安心してレスパイト入院ができるようなケアの体制が整備されることに繋がるのではないでしょうか。

 

お二人目は、松井 菜摘さん。本学、公衆衛生看護学の先生でもあります。
研究テーマ 「高齢初産婦の育児不安および産後うつとその関連要因」

分析結果を熱心に語られる松井さん

高齢初産婦の方にインタビューをされ、妊娠期および育児期の体験をふまえて、育児不安や産後うつとの関連性から必要となる支援について導き出されました。
そして今回、「高齢初産婦の強み」についても言及されていたのがとても印象的でした。

松井さんの研究成果により、高齢で初めて出産をされる方が安心して育児ができるような支援体制が整備されるのではないでしょうか。

お二人のさらなる研究のご発展を祈念しております。
最後は素敵な笑顔で記念撮影。

本当にお疲れ様でした!!!


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