臨床教育学専攻臨床教育シンポジウムを開催します。
開催日:2015/11/21
対象者:在学生卒業生一般
今回の臨床教育シンポジウムでは、今日の社会福祉領域における制度面・実践面での大きな変化を踏まえつつ、とりわけ学校現場におけるSSW(スクールソーシャルワーカー)の現状と課題について焦点を当てます。近年、子どもにみられるいじめ・いじめられ問題や、経済的困窮に見舞われる家庭の「貧困」問題など、SSWが抱える課題はきわめて多様になっております。
また、今日の日本における子どもの「貧困」問題は、学校と家庭の双方において、行き届いた福祉的支援を必要としています。今日の学校が抱える臨床的側面に光を当て、教育と福祉をつなぐための具体的な働きかけを展望し、とりわけ教育現場において重大問題となっている「貧困」について言及する予定です。
実践から問う:これからの学校ソーシャルワークの専門性
プログラム:
13:00~13:10 開会挨拶・趣旨説明
13:10~14:40 講演「子どもの貧困と学校ソーシャルワークの課題」
門田 光司 氏(久留米大学文学部社会福祉学科教授)
14:40~14:50 休憩
14:50~16:00 シンポジウム「実践から問う:これからの学校ソーシャルワークの専門性」
門田 光司 氏
原田 多美 氏(西宮市子ども未来部 地域・学校支援課スクールソーシャルワーカー)
岨中 庸子 氏(竜王町 発達支援課 ソーシャルワーカー)
日時:2015年11月21日(土) 13:00~16:00 (受付12:30~)
場所:武庫川女子大学日下記念マルチメディア館1階メディアホール
予約不要・無料です。お気軽にお参加ください。
*シンポジウム終了後(16:00~)、本学大学院臨床教育学研究科(修士課程・博士後期課程〈男女共学〉)の入試説明会を開催します。