年度末のフィールドトリップを受入れています
2011/06/13
5月28日(土)までに2011年春学期の学生がすべてMFWIを離れました。あんなに活気があったものがこんなに突然静かになるものかと不思議な気持ちにもなります。
スポケーンの学年カレンダーは、9月上旬~6月中旬で、3ヶ月弱の夏休みがあります。今年、こちらの学校は公立私立共に6月16日(木)までに学年末を迎えます。この学年末に向けて、「クラスお別れ会」を兼ねたフィールドトリップが企画されており、JCCがしばしばその訪問先になっています。最近では、Five Mile小学生130人(6月3日)、Wilson小学生60人(6月9日)の訪問がありました。MFWIの学生がいないのでJCCの職員だけで対応することになります。提供できるメニューも限られているのですが、小学生たちには珍しいものが多いようでとても楽しんでくれます。JCCの展示室にある美術品・民芸品等の説明をし、けん玉、こま等日本の玩具で遊んでもらい、かぶとの折り紙、紙芝居等で日本文化を紹介します。紙芝居は、小学低学年の集中力が持続可能な時間に合わせて作った「一寸法師」ダイジェスト版が人気です。「これは、身長1インチの少年の物語です。」といって始めるのですが、この一言で子どもの興味がグッとこちらに向くのがおもしろいです。同行された先生方や補助の方にも楽しんでいただいています。
夏休み期間中にJCCをよく訪問してくれるのは、教会関係の団体、ガールスカウト、公民館関係の団体です。これは、両親が仕事をしていて、学校が休みになると子どもの世話をする人がいなくなるという事情もあるようです。児童、生徒を通じてMFWIのことをもっと多くの人に知ってもらえるようにしていきます。