アメリカ分校・グローバル教育

第4回留学プログラム Site Visit:Cardinal Nuclear Pharmaceuticals

2013/08/09

今日は現地の施設を訪問しました。

Cardinal Nuclear Pharmaceuticalsでは放射性医薬品を扱った調剤を行っています。

薬剤師は4人勤めておりローテーションで業務を行っているそうです。この施設では、病院からのオーダーにより調剤を行いますが、今日はその調剤の全体の流れを実際に見せていただきました。また診断薬だけでなく、甲状腺などの治療薬も調剤しているそうです。

調剤過誤をなくすための技術もとても発達していました。ここでは医薬品の量をはかるときや輸送するためのバッグに入れるとき、またドライバーさんが運ぶときなどにも医薬品についているバーコードを読み取り、それを確認することにより間違いを防いでいるそうです。

放射性医薬品を扱っているため被曝したときの対策としては、建物内にはさまざまなバリケードがあるため被曝しないとのことでしたが、緊急用のシステムはきちんと構築されているそうです。

日本ではCardinal Nuclear Pharmaceuticalsのような施設はなく、放射性医薬品のみを調剤するような薬剤師はいないためとても驚きでした。また、Nuclear Pharmacistsになるためには数々の訓練と試験もあり大変ですが、今日説明して下さった方からは仕事のやりがいを感じることができました。

見るもの全てが新鮮でいい勉強になりました。

By Ikumi(新薬5年)

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