盲導犬育成の募金をする自販機が、浜甲子園キャンパス(薬学部)の談話室に設置されました。父親が盲導犬ユーザーの学生の働きかけで実現。

　盲導犬育成募金自販機が浜甲子園キャンパス(薬学部)の談話室に7月24日、設置されました。売り上げの一部が公益財団法人・関西盲導犬協会に寄付され、盲導犬の育成に使われます。同自販機が関西の大学に設置されるのは初めてのことです。

　自販機には「武庫川女子大学は、盲導犬の育成を応援しています」と書かれ、盲導犬の写真が掲載されています。

　8月4日には、設置のきっかけとなった薬学部6年生の横山文香さん=写真右=と父・敏昭さん=写真左=らが現地を訪れました。横山さんは「父が盲導犬のユーザーで、以前から盲導犬育成募金自販機の設置を広げていきたいと思っていました。今回、大学に相談したところ、話がまとまり、自販機が設置されることになり感謝しています。募金箱より自販機を設置するほうが、細く長く続きそうな気がします。周りの友達には『利用してね』と声をかけています」と話しました。