大学生活環境学科、短大生活造形学科の学生たちが、園児がデザインをした夢の洋服「ドリームウエア」を制作しました。クリステリアで展示中。
2012/12/06
大学生活環境学科、短大生活造形学科と附属幼稚園が連携し、5歳の園児たちが「特別な日に着たい服」をテーマに描いたデザインを基に衣装を制作しました。子どもたちの夢をかなえる「キッズドリームウエア」として、12月6日から8日まで中央キャンパスのクリステリア4階で10点の作品が展示されています(=写真右=)。展示は10~17時、最終日は10~16時まで。
同学科の2~4年生と短大生活造形学科2年の学生14人がクリエーターとなり、子どもたちの夢を実際の洋服に仕上げました。環境学科2年の西野奈緒さん(=写真左の左=)は「お出かけに着たい服」という男の子の夢をかなえる幾何学模様の洋服を制作。「最初のデザインとは少し違う形になりましたが、折り紙で作った幾何学模様を並べながら、男の子と一緒に配置を決めました。恥ずかしがり屋さんで、なかなか話をしてくれず苦労しましたが、完成した作品を見せるとジャンプをしながら喜んでくれて、うれしかったです」と話しました。
生活造形学科2年の御堂奈津貴さん(=写真左の中=)板東奈津貴さん(=写真左の右=)らのグループは、女の子の「パーティで着たい羽のついたドレス」と、男の子の「宇宙で着たい服」という夢をかなえました。板東さんは「羽のふわふわ感を出すのに苦労し、針金で作った芯に綿を巻き付け、さらに毛糸を使って針金と綿をくっつけました」と話しました。宇宙で着たい服の苦労した点について、御堂さんは「背中についたロケットは、ペットボトルに布を被せて縫い合わせました。2回目の打ち合わせで、銀色の宇宙スーツが着たいと言われ、どうしようかと思いましたが、青や緑など男の子のイメージの色合いで仕上げ、惑星をイメージした立体的なネックレスなどの小物にも工夫して、喜んでもらえて良かったです」とコメントしました。