日本語日本文学科の学生が、日本語教育実習を行いました。
2019/09/05
日本語日本文学科では毎年夏季休暇中に、日本語教員資格取得を目指す学生が「日本語教育インターンシップ」として、国内日本語学校及び海外本学協定校で日本語教育実習を行っています。今年度は8月上旬~9月上旬にかけて大阪、神戸にある日本語学校3校で3日~5日間、合計12名(大日3年生)、韓国大田広域市にある韓南大学校で約1週間(8/19~24日)15名(大日3年生13名、4年生2名)が実習に臨みました(引率:上田和子教授、濱野綾香助手)。
国内実習では、世界各国出身学習者対象の授業を見学、補助をしたり、補習の手伝いをします。学習者の背景(国籍、言語、習得レベルなど)が多様であることが国内実習の特色です。一方、海外実習では、自身が外国に身を置きながら日本語を学ぶ同世代の大学生に対して教壇実習を行います。そこからの異文化体験と現地学生との深い交流が学びの特徴になります。いずれの場合でも教育実習という限られた時間の中で、学生の立場で日本語教育を理解していたのと、授業をする立場でそれを捉えることとの異なりに気づくチャンスを得られることが魅力です。
海外実習はすでに終了していますが、国内組は今週いっぱいまで実施中です。実習生はみな新学期に多くの経験を経て大学に戻ってきてくれることでしょう。(文責:上田)
詳細は日文学科HPへ http://jcll.mukogawa-u.ac.jp/