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大学院修士課程海外実習/国際会議InternationalExchange/Internationalconference世界の多様な生活や文化などに深い洞察のある人格を養い、グローバルで国際的な活躍ができる建築家を育成します。2008年12月に締結したトルコ・バフチェシヒル大学との間の一般交流協定に基づき、大学院修士課程の学生がトルコでの保存修復関連の実務実習を行います。※本専攻では、国際会議を開催するなど、海外からの留学生や研究者を受け入れています。※選択科目。Atourarchitecturaldepartment,weeducatefuturearchitectswhocanbeactiveontheworldstagewithgreatinsightofvariouslifeandculturesoftheworld.Inlinewiththis,studentsinourmaster’scoursevisitBahçesehirUniversityinTurkeybasedonthegeneralexchangeagreement.Thestudentsengageinpracticaltrainingofrecoveryprotectionintheuniversity’sprogram.Wealsoholdtheinternationalconference,andacceptstudentsandresearchersfromtheforeigncountries.また、トルコにおける保存修復関連の実務実習ICSAinIstanbulInterCulturalStudiesofArchitectureinIstanbul2023年10月29日(日)から11月11日(土)の14日間、大学院建築学専攻修士課程2年生7人がトルコ・バフチェシヒル大学を訪れ、保存修復関連の実務実習〈ICSAinIstanbul〉を行いました。オスマン帝国時代の宮殿の保存修復という国家プロジェクトを手掛ける宮殿の工房群、世界的に有名なデザイナーのテキスタイル研究室等を訪問し、保存修復関連の実習を行いました。またイスタンブール歴史地区、古都エディルネやブルサなども訪れ、最終日にはバフチェシヒル大学にて、学生が現地で描いたスケッチの展示会を行いました。ユルドゥズ宮殿木彫工房ドルマバフチェ宮殿の修復現場ドルマバフチェ宮殿スルタンアフメットジャーミィアヤ・ソフィアグリーク・オルファネージブルサ・ジュマールクズクバフチェシヒル大学でのスケッチ展iaSU国際会議Archi-CulturalTranslationsthroughtheSilkRoad■第1回iaSU国際会議「シルクロードを通して見た建築と文化」がトルコのバフチェシヒル大学で、2011年3月16日〜18日に開催されました。■第2回(2012年7月14日〜16日)は武庫川女子大学の上甲子園キャンパスで開催されました。■第3回(2015年3月25日〜27日)はバフチェシヒル大学で開催され、本学もテレビ会議システムを使って、基調講演や研究発表に参加しました。■第4回(2016年7月16日〜18日)は再び武庫川女子大学の上甲子園キャンパスで開催されました。日本文化を紹介する奈良ツアーも実施しました。■第5回(2019年6月24日〜26日)はモンゴル科学技術大学(モンゴル・ウランバートル)で開催されました。今回は初めて日本とトルコ以外の国での開催となり、「シルクロード」地域諸国(日本含む)において建築、都市、ランドスケープ、環境芸術などの分野の研究に取り組む研究者、設計者、デザイナー、技術者など多様な参加者による発表や講演が行われました。本学学生の5人も研究発表を英語で行いました。第5回iaSU国際会議第3回iaSU国際会議日本側の様子トルコでの基調講演を中継研究発表(日本側)第4回iaSU国際会議基調講演研究発表奈良ツアー▲iaSU〈InternationalAssociationofSILKROADUNIVERSITIES〉本学学生の研究発表31モンゴル科学技術大学の学生と交流閉会式iaSUとは、シルクロード沿いの諸地域にある大学の交流を活発にすることを目的としてシルクロードの両端に位置するバフチェシヒル大学と本学が中心になって組織した大学連合のことです。