教育学科パンフレット2026|武庫川女子大学

多様化、グローバル化、ICT化が進展する中で、教育者に求められるもの。それは、子どもに関わるあらゆる人と連携し、様々な背景やニーズを持つ子どもたちと“共に生きる”ことです。教育学科では、「共生」を理念に掲げ、時代や社会の要請に応える3つのコースを設定。さらにキャリアプランに応じたフィールドワーク、アメリカ分校への留学など多くの貴重な体験を通じて、高い意欲と創造性、実践的指導力を身に付けます。


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テーマ【未来を育む教育学科】5人の学生×3人の教員武庫女を語り合う。が学科長/図画工作科教育藤井達矢教授の学びや育ちを踏まえた指導ができるようになると発見できました。このように1年生では基礎を、2年生から自身が希望するコースを選択できるというカリキュラムが武庫女の教育学部の大きなメリットだと思います。1年生の間に迷えるのが良かったなと感じ丸尾ます。先生にはなりたいけれど、具体的にまだ希望する、幼稚園教諭や保育士を含め校種が定まっていない人は、自分の進路についてじっくり考えられる時間になると思います。様々な授業を受けることで、自分なりの道藤井を見出していけることにつながっていったのですね。学びが多い分、疲れてしまう部分があるかも知れませんが、そこにまた楽しさもあるはずです。学びの中で感じた壁?私は幼稚園教諭一種免許と保育士資格、小寺町学校教諭二種免許の取得を目指す中で、幼児教育・保育と小学校教育の違いを感じました。幼児教育・保育よりも小学校教育に関する知識や言葉のほうが難しく感じました。また、小学校の模擬授業等を通して、幼児教育・保育との共通点は多いと感じたものの、専門的な知識や児童の興味を引き出すための教科指導法など実践して、想像以上に難しいことを学び、実感しました。幼保小連携という考え方がありますが、そ村井の具体的な実践における課題や難しさを、大学での学びから得られたのですね。幼児教育・保育では遊びを通して子どもた渡邊ちをどのように成長させるか考えますが、小学校では教科学習が主となり、枠組みがかなり確立されます。幼児教育・保育から小学校への移行をより深く理解できる科目があれば、学生にとって大きな学びの機会になりそうですね。そうですね。幼児教育と小学校教育の接続藤井に関する科目を共通教育科目として学科で用意していくべきかもしれませんね。海外の教育を体験-日本の教育は?-私は元々留学に行きたいと思っていたの丸尾で、アメリカ分校留学がとても良い経験になりました。英語力の向上を実感でき、また、アメリカの教育を学び、新たな視点を得られたことが一番の収穫だと思います。また、ベトナム研修時にも、海外の教育の良さに気づくと同時に、日本の教育の良さも再認識できたと感じています。実際に現地へ行き、現地の方と話すという経験を通して得られた学びは、今後の人生の糧になると感じています。留学経験を踏まえて、日本の教育の良さは渡邊教育学科3年雑賀萌さん教育学科3年西岡由華さん大学生活のリアル-教員との距離感は?実践力を育てる学びとは?-村井村井武庫女に入学してからどう感じましたか?入学前のイメージと違うことなどありますか?入学前に思っていたよりも、先生方との関わ西岡りが多く、距離も近いです。キャンパスの設備は、実際の小学校を模した教室やクラフトワーク室、ピアノ室など実践的に学べる環境が整っていて、授業をする将来の自分の姿を思い浮かべながら活動できて、教師としての未来がよりリアルに感じられます。学生と教員との距離が近いと感じるエピソードはありますか?研究室のドアを開けているので、通りすが渡邊りの学生が入ってきて、お話しして帰ることも。様々な学年の学生と話すことで大学のことや授業の様子が色々聞けますね。お昼ご飯を食べるときに、ゼミ室に行って先丸尾生とよくお話ししますね。「靴底取れた!」と言ってペンチを借りにき藤井た学生もいましたね…。授業についてはどうですか?村井私は、他大学に比べ授業数も多いため、より丸尾専門的な知識やスキルを身に付けられることが良いところだと思います。武庫女教育学部では、他大学では選択科目村井となることが多い科目も必修科目として学びます。幅広い知識と実践力を身に付けることで、教育現場で即戦力として活躍できる力をつけたいからです。「必要最低限」の学びだけではなく、本当に藤井子どもの成長を支えられる教師を育てるためのカリキュラムを目指して常にアップデートしているんです。授業を通して見つける将来-ひろく社会と教育を考えた上で自己を実現する-皆さん3年生、4年生なのですが、皆さんの藤井将来と武庫女での学びはどうつながりますか?私は入学当初から一般就職にも興味を持っ丸尾ていて、そのときに村井先生の「初期演習」の授業で、「一般就職で社会を見ることも良いことだよ。」と言われました。教育学部だから教師と限定せずに、広い視野を持って将来を考える良いきっかけになりました。私は1年生の時に教育に関する基礎を学べ西岡たところがよかったなと思います。小学校教員を目指していても、幼児教育・保育について学習することで、幼保小連携の視野を持つことができ、幼児期特別支援教育渡邊真美講師2


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