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どのようなところだと感じましたか?日本は給食指導が優れていると感じまし丸尾た。アメリカは昼食の時間にお弁当を持参する児童が多く、給食は希望する児童のみで少数でした。その時間、担任の先生は不在です。そのため給食を通した食育の取り組みは日本の教育の良さであると実感しました。体育祭実行委員長-人をまとめ、導く経験-村井村村さんは体育祭実行委員長を務められていましたね。実行委員長として体育祭を運営した中で、特に印象に残っていることはありますか?新型コロナの影響が落ち着き、体育祭をオンラインから対面開催へ移行しました。幹部と何度も話し合い、従来の体育祭の形式を見直し、新たな競技を取り入れました。また、実行委員長として実行委員との親睦を深め、情報を共有するための定例会を毎週行い、常に周囲に目を配りながら行動することを心がけました。その経験を通じて、広い視野を持ち、的確に状況を判断する力を身に付けることができたと考えています。武庫女の体育祭は全学部が参加するため、村井少なくとも2000人規模のイベントとなります。実行委員長として、全体を総括し、多くの人を動かすという経験は教育の現場に限らず、今後のキャリアにおいてもきっと役に立つと思いますよ。武庫女には他にも文化祭など学校行事や課藤井外活動が充実しており、学生が主体の学友会と6つの委員会が中心となり企画・運営されています。これらの活動に積極的に参加することで、学生生活がより有意義なものとなり、リーダーシップや協調性など、社会で求められる力を身に付ける貴重な経験にもなるはずです。将来はどんな教員・保育士に?私は、子どもたちの選択肢を広げることが丸尾できる教師を目指しています。これまでご指導くださった先生方の様々な経験を踏まえたお話から、視野を広げる大切さに気づくことができました。その学びを活かし、一般企業で経験を積んだ後に教職に就くことで、より広い視点を持ち、子どもたちに多様な可能性を示せる教師になりたいと考えています。教育実習を通して、子どもの小さな変化に雑賀気づき、適切に手を差し伸べられる教師の大切さを実感しました。グローバル化が進む中で、外国籍の児童も増え、多様性を尊重することの重要性を改めて感じました。子ども一人ひとりの背景を深く理解し、その個性や可能性を伸ばせるような支援ができる教師を目指したいと思います。私は、子どもたちの主体性を引き出せる教西岡師を目指しています。そのために、学校全体で子どもたちを支え、保護者や地域の方々と連携しながら、社会全体で子どもたちの成長を見守る教育を実践したいと考えています。また、子どもたちと共に学び、寄り添いながら、自らも成長し続ける教師でありたいと思います。子どもたちが学ぶことの楽しさを実感でき村るような指導ができる教師になりたいです。また、自分の姿を通して、子どもたちに「教師になりたい」と思ってもらえるような存在でありたいとも考えています。子どもたちにとって教師とは保護者の次に身近な大人の一人です。その立場を自覚し、良い影響を与えられる、子どもたちの手本となるような教師でありたいと思います。子どもたちが様々なことに挑戦し、達成感寺町や喜びを味わえるような関わりができる保育士になりたいです。「やってみたい!」という気持ちを引き出せる声かけや援助を大切にしながら、子どもたちが「明日も保育園に行きたい!」と思える温かい環境をつくりたいです。子どもたちと共に遊び、笑い合いながら、子ども心を大切にした保育を実践していきたいと考えています。教育を学ぶ学生に大切にしてもらいたいこと-教員からのメッセージ-私は、理論に基づく授業づくりの大切さを村井学んでほしいと考えています。高校までの学びの中で、授業とはどのようなものかを経験してきた皆さんだからこそ、授業を構成する要素や理論を深く理解することが重要です。また、指導者が生徒の「学びたい」という意欲を引き出す「動機付け」を行い、工夫を凝らしながら授業を組み立てる力を養ってほしいと思います。教育を学ぶ学生には、共生社会の理念を大渡邊切にし、社会に良い影響を与えられる存在を目指してほしいと考えています。教師が共生社会の大切さを子どもたちに伝え、子どもたちが学びを家庭へと広げていくことで、その考え方がより社会に浸透していくでしょう。また、インクルーシブ教育の重要性を理解し、教育実習などの現場で子どもたちと関わる中で、一人ひとりの心理に寄り添う力を身に付けてほしいと思います。子どもたちの自己肯定感を高め、誰もが自分らしく成長できる環境をつくることこそ、未来の教育者に求められる大切な役割だと思います。教師に求められる力の一つに、「アートの藤井力」があると思います。ドイツの芸術家ヨーゼフ・ボイスは、すべての人間は芸術家である」という理念を唱えました。何気ない日常の選択や創意工夫も、一つの芸術的な営みです。子どもたちにも、自らの暮らしを豊かにする力を育んでほしい。そのために、教師がそのきっかけを与えられる存在であることが大切だと思います。学びの入り口で苦手意識を持つ子どもは少なくありません。だからこそ興味を引き出し、「学ぶことが楽しい」と感じられる授業をつくる力が教師には求められます。教育とは単に知識を伝えるだけではなく、子どもたちの感性や創造力を引き出すもの。教師自身もまた、アートの視点を持ち続けることで、子どもたちに新たな気づきを与えられる存在であってほしいと願っています。将来への大きな一歩を踏み出す受験生の皆さんへ-武庫女で拡がる可能性―私は武庫女の教育学部で学んできて、自分西岡の将来の夢に向かって全力で挑戦できる環境が整っていると実感しています。また、同じ志を持つ仲間と出会い、共に成長できる場でもあります。この対談を通じて、少しでも武庫女の魅力が伝われば嬉しいです。教師を志す皆さん、ぜひ武庫女で共に学びましょう!私は学内外で多くの人と関わる中で、教育雑賀に限らず様々な学びを経験してきました。先生方との交流はもちろん、地域の方々やゼミを通じて企業の方と関わる機会もあり、幅広い視点を養うことができました。武庫女は、自分の夢に向かって挑戦し、成長できる場だと確信しています。私は「やりたいことに挑戦できる大学」だと村思っています。大学の授業には一生懸命に取り組み、得られた学びも多くありました。文化祭で披露したダンスは、メンバーの募集から始め、体育祭実行委員長として体育祭の大改革も成し遂げました。やりたいことにどんどん挑戦できる環境が整っています。今までできなかったことを、武庫女で実現させませんか?武庫女で待ってます!自分の夢に向かって進む中で、先生方は同寺町じ想いを持ち、共に歩んでくれる、そんな環境がこの武庫女にはあります。将来の道がはっきり決まっている人も、まだ迷っている人も、武庫女での学びや経験を通して、自分らしい未来を見つけてみませんか?あなたの一歩を、ここで踏み出しましょう。大学選びは、「何を学び、どんな経験ができ丸尾るのか」を軸に考えてほしいと思います。偏差値だけでなく、自分の将来を形作る大切な時間をどこで過ごすのかをしっかり見極めてください。私は武庫女での多くの学びや挑戦を通して、成長できる環境の素晴らしさを実感しました。ここには、自分の夢に向かって歩める場所があります。武庫女の魅力が、皆さんに伝わりますように。応援しています。座談会原稿作成:西岡由華さん3体育科教育村井潤准教授教育学科4年村茉奈伽さん教育学科4年寺町知紗さん教育学科4年丸尾美南さん