歴史文化学科パンフレット2026|武庫川女子大学

多様化やグローバル化など、変化する時代に求められるものは、「社会を読む力」であり「未来を描く力」です。歴史学は、過去から学び未来をつくる学問。中でも、風俗や習慣、日常生活といった身近な歴史は、現代を生き抜くアイデアの宝庫です。本学科では、生活の中で育まれてきた歴史文化への研究を通じて、自分自身、そして社会の将来を描き出す力を育みます。


>> P.1

[歴史文化学科の特色]基礎的学習(座学)と実践的学習(フィールドワーク)をバランス良く組み合わせた教育課程を構成しています。❶本学が立地する兵庫・阪神地域に研究・教育の基盤を置き、地域的特性を正確に把握するとともに、その地域を起点として文化の普遍性を理解する。❷暮らしの視点と女性の立場から日本の歴史・文化を観❸「ひと」もの」「ところ」に直に触れ、歴史・文化を実感察する。する。過去から学び、未来をつくるMESSAGEグローバル社会において歴史・文化を学ぶ意義学科長武藤康弘昨今は外国人観光客がにあふれ、地元の方々しか知らない小さなお店にも、地域のお祭りにも足を運んでいます。皆さんは、外国人から、この料理はどうやって作るのか、あるいは、このお祭りはどんな意味があるのかと聞かれた時に、正確に答えられますか?おそらく、日本語で説明することもままならないと思います。グローバル化が進む今だからこそ、足元の自分たちの文化や社会そして歴史を知ることが、改めて重要になっているのです。歴史文化学科では、地域の歴史と文化を明らかにすることを大きな目的としています。さらに、身近な生活者の歴史、特に女性史にも重点を置いて、教育と研究を展開しています。1DepartmentofHistoryandCulture,SchoolofLetters


<< | < | > | >>