音楽学部パンフレット2025|武庫川女子大学

演奏学科では、定員30人という少人数体制。個人レッスン、ソルフェージュ、和声法、作・編曲法など、徹底した指導で音楽の基礎力と応用力の向上を図るほか、学内でのコンサートをはじめ、ソリストとしてオーケストラと協演するなど、演奏会への出演チャンスにも恵まれています。応用音楽学科では、音楽を社会に生かす専門家を養成。ピアノと声楽の個人レッスンや実用的な楽器の授業を通じ、現場で必要な演奏技能や音楽の知識を修得します。「音楽療法専修」では医療・心理・福祉などを広く学習し、「音楽活用専修」では音楽教員や文化施設の企画運営などに必要な専門性を高めていきます。


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ボールステイト大学との交流オーディションによって選ばれた演奏学科の学生が渡米し、インディアナ州にあるボールステイト大学に約1週間滞在します。大学の教員・学生からの歓迎を受け、アメリカの文化を学びつつ、楽しみながらいろいろな経験ができます。また、滞在中に大学のホールにおいてリサイタルを行います。同大学の学生も毎年1週間来学して本学部の学生と交流を深め、演奏会を行っています。音楽を学ぶ同年代のアメリカの学生と接することができる貴重な機会です。来学する学生は音楽面以外でも積極的に日本を知ろうとする意識が高く、多くの面で刺激を与えてくれています。※海外研修にかかる費用は、学費とは別に必要です。海外研修専門領域の学習を深め、世界とのつながりを体験できる貴重な機会として、海外での研修を行っています。2018年3月、演奏学科では声楽専修・管弦楽器専修を対象にイタリア・パルマにおいて国立音楽院教授による研修を行い、ピアノ専修はノルウェー・オスロにてハノーヴァー国立音大およびノルウェー国立音大元教授による研修を行いました。学生たちはヨーロッパの歴史や文化に直接触れ、自らの音楽性を一層高めることができました。2019年はドイツのドレスデン国立音楽大学で実施しました。応用音楽学科では、これまでドイツやベルギーで音楽療法の講義を受け、地元の病院見学と実習、現地の大学生との交流など充実したプログラムを実施し、2015年3月にはシンガポール、2019年はチェコのプラハで研修を行いました。研修の有無や行き先は、年度によって異なります。海外との交流特別レッスン演奏学科の学生を対象とした特別レッスンを年に数回行っています。著名な講師による様々な言語を使ってのレッスンは刺激的で、いつもとは違った角度からの指導を受けられるとても良い機会です。レッスンを聴講することもできるので、同級生・先輩・後輩のレッスンを客観的にみることもできます。これまでボリス・ベクテレフ氏、イヴ・アンリ氏によるピアノ特別レッスン、ヴィトーリオ・テッラノーヴァ氏による声楽特別レッスンなどを行いました。褒賞制度「公江特待生」「大河原学院長賞」があります。学業・学友会活動・その他で、在学中に優秀な成績を収めた学生に与えられる栄誉ある賞です。褒章状・褒賞金を授与されます。奨学金制度(学内)武庫川学院奨学・武庫川学院鳴松会奨学・武庫川学院創立80周年記念特別奨学などがあります。奨学金制度(学外)日本学生支援機構(本学は「高等教育の修学支援新制度の対象機関」です)・木下記念事業団などがあります。演奏奨学生制度(演奏学科)演奏奨学生入試に合格すると、学費・入学金が全額あるいは半額免除となります。(対象:声楽専修、ピアノ専修)。公江千鶴子記念演奏コンクール(演奏学科)公江千鶴子記念論文コンクール(応用音楽学科)音楽学部で長く教を取られた故公江千鶴子先生のご厚志により、優秀な学生の学びを支援するコンクールを年1回開催します。最優秀者に褒賞金5万円を授与します。対象は演奏奨学生を除く1年生〜4年生で、毎年度応募することができます。褒賞・奨学金制度17MukogawaWomen'sUniversitySchoolofMusic


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