健康・スポーツ科学部 お知らせ
硬式庭球部がデフJrテニス教室in兵庫の開催協力及びデフテニスのキッズと交流会を実施しました。
第39回デフJrテニス教室in兵庫(主催:NPO法人デフテニスジャパン)が12月4日、武庫川女子大学上田テニスコートで開催され、本学硬式庭球部部員が兵庫県を中心としたデフテニスの小学生キッズプレイヤーと交流会を行いました。デフ(deaf)とは聴覚障がい者の事を指し、車いすテニス、ブラインドテニスや立位テニスと並ぶパラテニスの1つでルールは通常のテニスと同じです 。
硬式庭球部は2019年にも同団体とテニス交流を行いましたが、その後の新型コロナ感染拡大により昨年度は開催を見合わせ2年ぶりの開催となりました。
部員たちは教室開始の1時間以上前から集合し、スタッフの方からパラスポーツやデフテニスの現状、デフのキッズプレイヤーたちへの対応についてレクチャーを受けました。開始当初は指導に対し少し不安や緊張の面持ちでしたが、元気いっぱいの子どもたちと一緒に汗を流し、体を大きく使ってコミュニケーションをすることができ、笑顔があふれる時間となりました。
また学生たちは、耳栓やイヤーマフラーをつけた音のない中でのデフテニスや、アイマスクを着けて音だけを頼りにボールをラケットに当てるブラインドテニスを疑似体験し「ボールがラケットに当たる感触や、自分の息遣いを普段よりも強く感じ、普段気にしていない聴覚からの情報に実際はかなりパフォーマンスが影響をうけていることを実感しました」「耳が聞こえない中でのテニスは視覚に集中し、周りの雰囲気を感じ取ることが難しく孤独さを感じました。また目が見えない状況の中でのテニスは位置が分からず恐怖を感じたが、危険を察知し伝えてくれるサポーターが1人いるだけで安心感がありました」と貴重な経験について話しました。
交流会を終えた部員たちは、参加しているキッズプレイヤーの運動パフォーマンスや表現力の素晴らしさを称えました。また、テニスを通じてパラアスリートとの壁をなくして歩み寄り、支え合えるよう相互理解に努めたいという前向きな感想が聞かれました。
今回の取り組みは、各自がパラスポーツへの今後の関わりや生涯スポーツを、自身の専門領域からの観点で興味や関心を捉え直し、あるいは進路希望の実現に向けた決意を新たにするきっかけになります。これからも開催協力や交流を続けていく予定です。




