お知らせ

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第36回兵庫体育・スポーツ科学学会大会にて本学学生がポスター発表を実施 ~岸本さんが学生優秀発表賞を受賞~

令和7年6月8日(土)、神戸大学深江キャンパスにて開催された「第36回兵庫体育・スポーツ科学学会大会」において、本学健康・スポーツ科学科4年の髙嶋紗莉さんおよび岸本彩那さんが、学部学生によるポスター発表を行いました。

髙嶋さんは、「イベント招致戦略に関する先行研究の検討」(指導教員:宇野博武准教授)というテーマで発表を行い、地域活性化やスポーツイベント運営に関する研究的視点を提示しました。また、岸本さんは「女子大学アスリートの月経と生理用品に関する実態調査」(指導教員:中堀千香子准教授)をテーマに、女性アスリートに特有の健康課題に焦点を当てた実践的な研究成果を発表しました。

さらに岸本さんの発表は、テーマの社会的意義と発表内容の完成度が高く評価され、「学生優秀発表賞」に選出されました。

両名とも、初めての学会発表ながら、丁寧な準備と積極的な質疑応答を通じて、今後の研究活動に向けた大きな一歩を踏み出しました。

参加学生のコメントは以下の通りです。

【髙嶋紗莉さんのコメント】
「兵庫体育・スポーツ科学学会において、『イベント招致戦略に関する先行研究の検討』というテーマで初めて個人研究の発表を行いました。不安もありましたが、無事に終えることができ安心しています。発表後のディスカッションや懇親会では多くのご意見をいただき、大変貴重な経験となりました。卒業研究では姫路市への実践的な還元を視野に、さらに研究を深めていきたいと考えております。」

【岸本彩那さんのコメント】
「春休みから中堀先生のご指導のもと準備を進めてきた発表で、学生優秀発表賞をいただけたことを嬉しく思っています。当日は多くの質問やご意見をいただき、自分の研究への理解がより深まりました。この経験を今後の学びに活かしていきたいです。」

今後も健康・スポーツ科学部では、学生の主体的な学びと発表の場を積極的に支援し、学術的・社会的に意義のある研究活動を推進してまいります。

体操部が西日本インカレで団体・個人ともに優勝しました!

体操部が令和7年5月30日(金)~6月1日(日)にスカイホール豊田(愛知県)で開催された、「第75回西日本学生体操選手権大会」において、団体・個人ともに優勝しました◾︎団体
武庫川女子大学      優勝
(藤井夢、小谷みつは、平岡ひなた、星有夏、佐々木美和、宮崎絢叶)


◾︎個人総
小谷みつは            優勝
宮崎絢叶             3位


◾︎種目別
段違い平行棒 準優勝 宮崎絢叶
平均台 優勝 小谷みつは
ゆか 優勝 宮崎絢叶

たくさんのご声援、ありがとうございました。
8月18日(月)~8月22日(金)に開催される「第77回全日本学生体操選手権大会」への出場が団体、個人ともに決定しました。
団体6位入賞を目指し、部員一丸となり邁進してまいります。

関西学生舞踊連盟発表会にダンス部が参加

4月27日に関西学生舞踊連盟による合同発表会「gift」が開催されました。本学ダンス部からも2作品を発表しました。
委員長を務めたのはスポーツマネジメント学科3年の岡田亜弓さんは「多くの方々の温かい支えのおかげで、公演を無事に終演することができました。今後も感謝の気持ちを胸に、より一層精進してまいります。」と感想を述べ、今年度の活動に向け意気込んでいました。

豊永ゼミがキッザニアの万博アンバサダーに就任!!

ダンスにまつわる実践・研究を行う、豊永・村越ゼミは、大阪・関西万博「こどもミライ祭り」において、大阪府の特別支援学校の子供たちと共にダンスパフォーマンスを創作、万博会場にて披露することになりました。
これに先立ち行われた大学とキッザニアとの協定式にで特別パフォーマンスを行うとともに、「アンバサダー」への任命を承りました。
今後は、数回にわたるWS形式でのクリエーションを経て、8月7日に万博EXPOアリーナにてパフォーマンスを行います!

 

https://www.kidzania.jp/sdgs/kidzfuturematsuri/

【速報】令和6年度 公認アスレティックトレーナー実技試験にて健康・スポーツ科学科学生が現役合格!

 令和6年度 公益財団法人日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目検定試験(実技)の結果が発表され、
本学 健康・スポーツ科学部 健康・スポーツ科学科(令和7年3月卒業)の保科 永美さんが現役合格を果たしました。

この結果により、保科さんは日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格を取得いたします。
この資格は、選手を支えるアスレティックトレーナー資格の中でも最難関の資格として知られています。

保科さんは、日本女子フットサルチームに所属する現役アスリートでありながら、大学での学業と両立しつつ、資格取得に向けて地道な努力を重ねてきました。

4年次11月に理論試験を突破すると、卒業論文の執筆や競技活動に加え、年末には競技中に手術を要する大けがを負うという困難にも直面。
それでも挑戦をあきらめることなく、2月の実技試験に向けて懸命に練習と学修を重ね、今回の快挙を成し遂げました。

今後、本学科ホームページにて、保科さんの合格までの軌跡や想いを語った特集インタビュー記事を掲載予定です。ぜひご覧ください。

本学 健康・スポーツ科学科は、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの免除適応コース認定校として、女性アスレティックトレーナーの育成にも力を注いでおり、今後も実践的かつ高度な専門人材の育成に取り組んでまいります。

鳴尾高校硬式野球部を対象に、学科横断型のクラブ活動支援を実施

―― 食とスポーツ科学による多職種連携型トータルサポート

本学では高大連携事業の一環として、教育提携校である兵庫県立鳴尾高等学校に対し、クラブ活動支援を継続的に実施しています。

その一環として、鳴尾高校硬式野球部の選手たちに対し、
健康・スポーツ科学科と食創造学科がそれぞれの専門的資源を活かし、学科横断でトータルサポートチームを編成するプログラムを展開しています。

アスレティックトレーニング(健康・スポーツ科学科:中堀千香子准教授ゼミ)、メンタルサポート(健康・スポーツ科学科:田中美吏教授ゼミ)、栄養指導(食創造学科:今村友美准教授ゼミ)といった多面的な支援により、実践的かつ現場に即した支援が可能となっています。

今回、その取り組みの一環として、本学栄養科学館にて身体測定会を実施し、以下の項目を中心に選手の身体状況と運動パフォーマンスを把握しました。

 
体組成

 
骨密度

 
推定ヘモグロビン濃度

 
筋力(握力・下肢筋力)

 
ジャンプ能力(パワー)

さらに食事調査もあわせて行い、今後は測定データと照合しながら、個々の選手に対して
より実践的な栄養・コンディショニング指導を進めていきます。

これらの測定・分析には
、中堀ゼミ(健康・スポーツ科学科)および今村ゼミ(食創造学科)に所属する学生が主体的に参加。学生たちにとっては、大学で学んだ知識や技術を高校スポーツ現場に応用する貴重な機会となり、実践力の養成や将来の専門職理解の深化につながる有意義な学びとなりました。

この取り組みが目指すのは、単なる競技力の向上にとどまらず、
発育・発達段階にある高校生アスリートを、心身ともに健やかに次のステージへ送り出すためのトータルサポートです。
スポーツ現場においては、食事量の調整のみならず、
運動内容やライフスタイル全体を考慮した多面的な支援が求められます。今回も、トレーナー、メンタルトレーナー、管理栄養士など多職種が連携し、それぞれの専門性を融合させた支援が実現しました。

今後も健康・スポーツ科学科では、教育と連携の融合を通じて、学生と地域の双方が成長する取り組みを積極的に推進してまいります。


 

試合シーズン真っただ中

武庫川女子大学陸上競技部では毎年、達磨に必勝祈願を込めて、試合に臨んでいます。今年の達磨は紫色。大願成就を成し遂げるため、精進します!

宇野准教授の研究チームによる学術論文が早期公開されました!

スポーツマネジメント学科、宇野博武准教授の研究チームによる学術論文が早期公開されましたのでお知らせします。

タイトルは「プロスポーツクラブにおけるオペレーションの柔軟性:Gioia法による概念開発」です。
流通科学大学の山口志郎教授との共著論文です。
日本体育・スポーツ経営学会が発行する学術誌『体育・スポーツ経営学研究』にSFMのとして掲載されました。

プロスポーツクラブのビジネス活動は、勝敗の予測不可能性と顧客の感情喚起など種々の要因にともない、予期せぬ出来事がたくさん起こります。このビジネス活動の難しさを、サービス分野における「オペレーションの柔軟性(operational flexibility)」という概念のもとで検討しました。方法論的にはGioia法という質的研究法のテンプレートの一つに依拠しています。理論面では、サービス・ロジックという北欧学派サービス・マーケティングの知見が前面に出ています。

論文は下記URLにおいてご覧いただけます。ぜひご参照ください!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmpes/advpub/0/advpub_390002/_article/-char/ja/

『体育の科学』2025年4月号の特集内での解説!(田中美吏教授)

『体育の科学』(杏林書院)の2025年4月号における特集「パフォーマンスにつながる基礎体力要素の適用範囲と限界」内で、田中美吏教授が「思考や意思決定を含めたパフォーマンスの包括的理解」のタイトルで解説を行っています!

2025年度 マリンスポーツ実習が終了しました!

今年度のマリンスポーツ実習はこれまでと同様に学内での演習に加え、沖縄県国頭村で行いました!
学内演習ではプールにおける救助法を教わったり、カヌースプリント競技日本代表選手を指導されたご経験がある先生から水上競技におけるコーチングを学ぶ機会を得ました。
国頭村での実習ではダイビングやウィンドサーフィン、カヌーの知識と技術を体得しました。また、受講学生を生徒に見立て、学内演習で立案した海中水泳プログラムの模擬指導を行いました。加えて、海における救助法を学び、プールでの救助法との違いを実感しました。フレスコボールやビーチピラティスについても経験しました。さらに、トップアスリートが使用する運動施設を見学し、施設の管理方法や地域を活性化するためのスポーツ合宿誘致の方法等を学ぶことができました。実習最終日には学内および国頭村での学びを活かすため、旅行プランを発表するコンペを行いました。コンペでは修学旅行やスポーツに関わるツアー等のプランを立案し、実習で行ったプログラムがどのように活用できるか、様々なアイディアを出し合い、仲間とともに議論し、その成果を発表しました。
受講学生からは、「私はこのマリンスポーツ実習で初めての経験を沢山した。自然豊かな場所でピラティスをして骨盤から動かすことや呼吸の大切さを覚えた。ダイビングやウィンドサーフィンなどでは、普段できないことをする貴重な時間を過ごすことができて、学ぶことが多くあった。マリンスポーツは風や気候などにより、海に出れるか出れないかが変わってくるので、適度に天気予報を見ることをしないといけないと分かった。救助法では事前にプールでしたのとは感覚が全く違って、波が強く、助けに行く時や呼吸の確保をする時も自分が溺れそうになるくらい大変なことだと分かった。もし自分がする時があったら、慌てずに自分の身の安全確保も忘れずしようと思う。」「学科合同にすることにより人間関係も深めることができました。沖縄の自然に触れることで綺麗な海をこれからも維持できたら良いなと思いました。また、スポーツ施設を見学することでスポーツマネジメント学科の学生は運営法などを学ぶことができ、貴重な時間を過ごすことができました。」「今後就活する際に職業の中にリゾートホテルのスタッフがあることを学び、考える幅が広がりました。また、普段経験しないスポーツを経験することで、これからのスポーツ人口増加に繋げられたら良いなと思いました。」といった感想が寄せられました。
本実習の目的はマリンスポーツやビーチスポーツの知識、技術を体得し、水辺の活動を指導、企画・運営できる能力を身に付けることにあります。
実習での学びを卒業後の進路先や生涯スポーツに活かせるように、今後に期待しています!!

特集インタビュー:秘書検定 健康スポーツ科学部の2名の学生が優秀な成績をおさめ個人賞を受賞しました。

――部活動と学業の両立、そして未来への一歩

秘書検定は、社会人としてのマナーや常識、ビジネス文書の作成や電話応対など、あらゆる職業に共通する基礎的なスキルを身につけることができる資格です。令和6年度の秘書技能検定試験において、武庫川女子大学は高い合格率を評価され、団体で文部科学大臣賞を受賞しました。さらに、特に優秀な成績を収めた受験者に贈られる個人賞に、本学から2名が選出されました。

受賞したのは、健康・スポーツ科学科4年でソフトボール部に所属する伊達朝香さん(日本秘書クラブ 奨励賞)と、スポーツマネジメント学科3年でソフトテニス部に所属する広川さくらさん(実務技能検定協会 優秀賞)といずれも健康・スポーツ科学部所属の学生が受賞するという快挙です。2名とも日々の部活動と学業を両立しながら資格取得に取り組み、見事な成績での合格を果たしました。

本記事では、それぞれがどのように挑戦し、学び、キャリアと向き合ってきたのか。ご紹介します。

 

自信と行動力が未来を切り拓く

健康・スポーツ科学科4年 伊達 朝香さん(ソフトボール部)

――秘書検定に挑戦したきっかけは?

「先にサービス接遇検定を授業で受講して、学ぶ内容がとても面白かったんです。言葉遣いやマナー、文書の書き方など、これまで何となくでやっていたことを“正しく学ぶ”ことができたのが新鮮で、そこから『もう一段階レベルアップしたい』という思いで秘書検定に挑戦しました。」

部活動と両立しながらの勉強は簡単ではありません。講座が五限(夕方)に設定されている日には、練習を休んで出席する必要があり、部活との両立に悩むこともありました。しかし、「自分の将来のため」という思いを強く持ち、地道に学び続けました。

「同期と2人で受けたんですが、お互いに励まし合って。授業の課題以上に過去問を解き、間違えた問題を徹底的に復習しました。部活で忙しい日も、空いている時間を使って少しずつ勉強を続けたんです。」

――勉強してみて一番印象に残ったことは?

「敬語の使い方とビジネス文書ですね。正しい言葉遣いを学べたことは、バイトや面接の場面でとても役に立ちました。“なんとかになります”はNG、“こちらでございます”が正しい、など細かい違いを知ることができたのが大きかったです。」

 

――資格取得後、将来への思いに変化は?

「昔漠然と持っていたマスコミに関わるという目標が、三年生のインターンをきっかけに再燃しました。今は地方局の採用試験に挑戦中で、最終選考まで進んでいます。秘書検定を通して学んだ“印象づくり”や“正しい伝え方”は、伝えることが大事な職種にとって不可欠な力だと感じています。」

――最後に、今後の目標を教えてください。

「“信頼される大人”になることが目標です。人前に立つ仕事であればなおさら、丁寧な所作や言葉遣いは信頼につながります。部活だけでは得られない“社会人としての強み”を、資格取得を通じて身につけられたことに感謝しています。」

 

英語とマナーで広がる進路の選択肢

スポーツマネジメント学科3年 広川 さくらさん(ソフトテニス部)

――秘書検定を受験した理由は?

「TOEICのスコアアップに取り組んでいた頃、大学の資格サポートセンターの方に『社会人基礎力を高めるための資格も取ってみたら?』と勧められて受験を決めました。秘書検定はどんな業種にも役立つ内容が多く、汎用性が高いという点も魅力でした。」

広川さんの学びは、TOEICとの並行学習というハードなスケジュールの中で進められました。ソフトテニス部の練習や長時間の通学時間もある中、勉強時間を「通学の電車の中」や「空きコマ」に絞って工夫を重ねました。

「使った教材は1冊だけ。あれこれ手を出すより、与えられた教材を繰り返し解くことで力をつけました。過去問を5回は解いたと思います。時間がないからこそ、効率よく、集中して勉強する姿勢が身につきました。」

――どの学びが特に印象に残っていますか?

「やはり“敬語”と“手紙の書き方”です。アルバイトでも無意識に使っていた表現が、実は間違っていたことに気づいて、正しい言葉を学ぶことの大切さを実感しました。」

――これからの進路はどのように考えていますか?

「明確に職種は決まっていませんが、英語を使って人と関わる仕事に就きたいと考えています。観光地でのアルバイトで、外国の方と話す楽しさに気づいたことがきっかけです。秘書検定の勉強で身につけた接遇のマナーや言葉遣いは、きっとどの業界でも生きてくると思います。」

――受験を迷っている後輩たちにひと言お願いします。

「どんな資格でも、受けて損はありません。就職活動だけでなく、自分の成長に直結する学びが得られるので、ぜひ挑戦してみてください。」


学びを形に、未来を描く力に

今回のインタビューで共通していたのは、「行動力」と「自分のために学ぶ姿勢」。部活動で培った継続力や集中力を、資格取得という新たな挑戦に結びつけ、未来に向かって一歩ずつ踏み出している二人の姿は、同じ道を歩む学生たちに大きな刺激と勇気を与えてくれます。

秘書検定は、単なる“就活対策”の枠を超え、「信頼される大人」として社会で活躍するための基礎を築く資格です。敬語や文書作成、接遇マナーといった内容は、あらゆる職種において必要とされる実践的スキルでもあります。

本学健康・スポーツ科学部では、専門的な運動・健康・スポーツ科学の学びに加え、社会で求められる人間力や実践的スキルの涵養にも力を入れています。競技力向上だけでなく、教職・公務員・一般企業への進路にも柔軟に対応できるよう、キャリア支援や資格取得のサポート体制も充実しています。

今回、個人賞を受賞した二人の学生は、そのような学びの環境を存分に活かし、自らの目標に向かって努力を重ねてきました。スポーツに真剣に向き合いながらも、学びを止めることなく、未来を切り拓こうとする姿勢は、まさに健康・スポーツ科学部の教育理念を体現するものです。

全米ダンス教育機構(NDEO)のジャーナル Journal of Dance Education に村越教授、東出非常勤講師(共通教育)の論文が掲載されました。

健康・スポーツ科学科村越教授がお茶の水女子大学、橋本有子講師、本学非常勤講師の東出益代先生と共同執筆した学術論文が、Journal of Dance  Educationに公開されました。論文「Somatic Feedback Design for Ballet Studios in Japan: A Case Study on Integrating Somatic Education in Ballet Training(日本のバレエスタジオにおけるソマティック・フィードバックのデザイン: バレエトレーニングにおけるソマティック教育の統合に関するケーススタディ)」です。                

 
https://doi.org/10.1080/15290824.2024.2447561

松本ゼミの学生がミズノ株式会社大阪本社でプログラム体験会および社内見学に参加しました!

松本ゼミでは、実践的な学びを通じて課題解決力を育成するPBL(Project-Based Learning)授業を積極的に展開しています。今回、ミズノ株式会社の協力を得て、松本ゼミの学生が大阪本社でプログラム体験会および社内見学に参加しました。

 

プロジェクトテーマは「若年女性の運動・身体活動支援」。学生がその手段として注目したのが、「ながら運動」です。ながら運動とは、「仕事し“ながら”、生活し“ながら”、どんな人の日常にもムリなく楽しくフィットする、超カンタン&ユニークなエクササイズ」のことで、ミズノ株式会社がプログラムとして展開しています。

 

今回の訪問では、専門インストラクターの指導による「ながら運動」プログラムを体験し、プログラムの魅力を探りました。後半では、普段は入ることができない研究施設などを見学しました。

 

参加した学生からは、「今回の訪問は、ながら運動や施設についての知識を深めるだけでなく、企業の考え方やコミュニケーションの大切さを再認識できる貴重な時間となりました」などの声が寄せられました。

 

ながら運動(https://jpn.mizuno.com/program/nagara

健康・スポーツ科学部 2025年度最初のオープンキャンパスを開催しました(2024年3月22日)

2025年度入試に向けた武庫川女子大学健康・スポーツ科学部の最初のオープンキャンパスが、2024年3月22日(金)に開催されました。

当日は、健康・スポーツ科学科およびスポーツマネジメント学科それぞれの学科説明が行われ、参加者の皆さんには、実際の授業風景を映像でご覧いただきながら、大学での学びのイメージを膨らませていただきました。多くの方が熱心に耳を傾け、メモを取りながら真剣に聞き入っている様子が印象的でした。

健康・スポーツ科学科では、玉腰和典講師が登壇し、中高保健体育科教員という職業の魅力や、授業づくり、採用試験への取り組みについて紹介。教職を目指す高校生にとって、具体的なイメージが持てる内容となりました。

スポーツマネジメント学科では、宇野博武講師が、学生の学会発表にもつながった部活動参加に関する調査研究を取り上げ、学生が実際に発表内容を紹介したのち、スポーツを社会的に捉える視点の重要性や学びの広がりについて分かりやすく解説しました。

参加された皆さんが、両学科の学びをより深く理解し、今後の進路選択に向けた大きな一歩となる機会になったことと思います。

次回のオープンキャンパスは、2025年6月22日(日)に開催予定です。
学びの現場をぜひ、体感しに来てください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

パラスポーツのボランティア等を行いました

保井ゼミでは、昨年暮れの11月から12月にかけて、パラスポーツのボランティア等を行いました。①SO兵庫・西宮プログラム「陸上競技記録会」ボランティア(11月24日 於武庫川女子大学総合スタジアム、②茨木市立養精中学校「障がい者スポーツ体験学習(ボッチャ・ゴールボール)」(12月11日)。両方とも、ゼミ生7名が参加しました。陸上競技記録会は、3回目の参加で、気心知れた知的障がい者と楽しく交流をしました。また、体験学習も前年に引き続き2回目となり、要領も心得、中学生と楽しい時間を過ごすことができました。彼女らは、今年度で卒業しますが、この経験を今後に生かしていただけると確信しています。

スポーツマネジメント学科教員が読書会を開催しました!

こんにちは。スポーツマネジメント学科の宇野です。
昨日、学科の先生たちと読書会を開催しました。
読書会には久富先生と豊永先生が参加してくださいました。

読書会では、フランスの哲学者ジャン・ボードリヤールが書いた『消費社会の神話と構造』をみんなで読みました。
はじめに30分ほどで私の方から本書の要約について報告し、フリーディスカッションをおこなっていきました。

本書の主題は消費社会です。また、この社会を成立させている消費というモノの形式的儀礼について本書では重厚に論じられています。
フリーディスカッションでは、現代的な消費社会のあり方、消費社会と距離をとる抵抗のあり方、生産と消費の関係性など、また、スポーツやダンスとも消費という行為が分かち難く結びついていること、現代の科学研究のあり方など、さまざまな論点へ議論が及びました。

今後も不定期ではありますが、スポーツとダンスそして経営を批判的に考えるための読書会を開催していきたいと考えています。
次回は5月頃に、アウグスト・ボアール著『被抑圧者の演劇』の読書会を開催することを予定しています。

興味関心のある先生方、また大学院生や学部生の参加も大歓迎です。参加希望の方は、宇野までご連絡をお願いします。

All-Mukogawa Academic Student-Athlete Award

運動系クラブ・同好会に所属する学生のうち、優秀な学業成績を収めた個人や団体を表彰する「All-Mukogawa Academic Student-Athlete Award」の24年度受賞者への表彰式が行われました。

文武両道で努力された成果が、このような素敵な賞として称えられることを大変嬉しく思います。
 

2024年度 日本トレーニング指導者協会(JATI)公認トレーニング指導者認定試験に合格しました!

先日、2024年度の第2回目のJATI公認トレーニング指導者(JATI-ATI)の認定試験が開催されました。
本学からは5名が合格いたしました。本資格を活かし、将来トレーニング指導者として輝かれることを期待しています!

<学生コメント ※下記は合格者3名から提供されたコメントとなります。>
「就職活動の幅を広げたいと思い、今回受験することにしました。同じ部活動の先輩で、昨年合格された方がいたので、先輩にどのような形で進めればいいのか聞きながら、試験の約2か月前から少しずつテキストを読み進め、1か月前ぐらいからは本格的に問題集を利用して勉強を進めました。部活、就活、アルバイトと忙しさもありましたが、最終的には合格することができ、就職活動の幅も少しは広げることが出来たのかなと思います。」

「早めに試験勉強を始めようと計画していました。1年生のときにオンデマンドで学んだ内容の中には忘れてしまっている部分もありましたが、試験勉強を通じて復習することで知識を再確認できただけでなく、さらに深めることができました。今後も専門的な知識を身につけていきたいと思います。」

「授業と部活で空き時間もほとんどなかったので、本格的に勉強を開始したのは試験の2ヶ月前でした。私は年末年始の部活動の休暇で、毎日4時間は勉強するようにしました。授業が終了してからも部活動がある分、登下校の電車や寝る前の少しの時間を使って勉強していました。合格通知が届いた時はとても嬉しかったです。将来はアスリートのパフォーマンス向上やアスリート以外の人たちの健康的な体づくりをサポートしていきたいと考えているので、もっと詳しく勉強して知識を蓄えていきたいと思います。」

健スポ・渡邉昌史ゼミ「台湾研修」報告

健康・スポーツ科学科3年の渡邉昌史ゼミでは、2025年3月3日から3月8日までの5泊6日の日程で7名の学生が、学術交流協定校の国立台湾師範大学のゲストハウスに滞在して研修を実施しました。
メインの合同授業は悪天候のためできませんでしたが、林伯修教授ゼミの学生とのスポーツ交流、ゼミで学んでいる「スポーツ人類学」の実践として、フィールドワークを行いました。
雨模様が続くの中でも、有名な老街文化遺産である迪化街、九份、十分加え、観光名所とされる夜市など多くの場所を訪れ、連日2万から3万歩を歩き、人々と出会い、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のすべての感覚をフル稼働し情報を収集してきました。
外の文化に触れることで、いかに自分たちが常識にとらわれているのか、当たり前と思うことが決して普遍的なものではないということに気付かされます。
フィールドワークを通じて、文化をさまざまな角度からとらえ、そこからの気づきをおもしろがれる力は独創的な発想や企画力につながっていきます。

2024年度「スノースポーツ実習」が終了しました!

2024年度「スノースポーツ実習」が健康・スポーツ科学科、スポーツマネジメント学科の2・3年生126名が参加して、2025年2月23日(日)~3月1日(土)の日程で長野県・志賀高原高天ヶ原スキー場を中心に実施されました。
この実習は、2年次の選択必修科目の野外3実習(マリンスポーツ実習、キャンプ実習、スノースポーツ実習)の1つとして、スポーツ指導者として必要な技術、指導を修得すること、指導者として必要な計画立案・運営の能力を身につけることを目的に開講しています。
2月24日から、履修学生のスキーの技量に応じた5~7名の少人数班編成で午前・午後の講習を行い、2月27日の午後には「国際スキー技術検定」を全員が受験し、シルバー、セミシルバー、ブロンズ、セミブロンズの各評価を受けました。
また、期間中の夕食後の講義では、スキーに関する完全管理、危機管理・行動食、スキーの発祥から現代までの歴史なども学びました。
講習最終日の2月28日には日本最大級のスノーリゾート・志賀高原の各ゲレンデを滑走してめぐる「全山ツアー」に取り組み、スキー初心者の班でも、上・中級者用ゲレンデを安全に滑り降り、そして他のゲレンデへの移動を繰り返し、おおよそ30㎞を滑走し、スノーパウダーを満喫しました。

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