健康・スポーツ科学部 お知らせ
【REPORTS】大学健康・スポーツ科学科3年次前期開講「スポーツ心理学実験」授業紹介
大学健康・スポーツ科学科3年次前期開講「スポーツ心理学実験」(担当:田中美吏先生)を紹介します。
科目目的は、スポーツ場面で見られる様々な行動や動作は人の意思や意識、また、無意識の中の深層心理などが深く関わっており、影響を及ぼしています。本科目では、これらの身体活動と心の働きとの関係について、実験や各種心理テストから明らかにし、パフォーマンス向上に関する知識を習得することにあります。
また、実験実習を中心にした生理心理学的立場からスポーツ分野における身体活動と心の働きの変化を科学的に解明し、理解します。これらから、メンタルマネージメント(リラクセーショントレーニング・イメージトレーニングなど)について学習し、メンタルスキルの向上を図る手法を修得します。獲得した知識・技能・方法をコーチングに活用し、指導者として生徒のメンタルスキル向上に貢献できる資質を身につけることが目標です。
実際にこの授業では、31名の受講生が3グループに分かれ、実験実習、心理検査実習、レポート作成実習を週毎に順番に実施しています。今週の実験実習では、フットスイッチを利用し、急速一歩踏み出し運動における反応時間(reaction time)と運動時間(movement time)を1ミリ秒単位で測定する実験を行いました。事前テストの後に、学生同士で相談をし、介入方法(独立変数)を設定し、事後テストとして反応時間や運動時間がいかに早くなるかの測定を行いました。全員の結果を集計し、順序効果の影響を除外していないなどの実験方法の問題点を学んだうえで、期末レポートの作成に繋げています。
なお、学生は、運動生理学実験、バイオメカニクス実験と、このスポーツ心理学実験の中から1科目選択することになります。


