本学看護学部の卒業生・長井ひとみさん（2023年度卒）が、兵庫県立病院令和6年度新規採用職員研修論文で優秀賞を受賞しました。

論文のテーマは「小児救急医療の現状とPICUにおける看護師の役割」。小児集中治療室（PICU）での実践をふまえ、日常業務や研修等から学んだことなど具体的な看護事例と関連づけて論じたものです。

長井さんからは、次のようなコメントが寄せられています。
「この度、兵庫県立病院新規採用職員研修論文で優秀賞を受賞させていただきました。研修論文では『小児救急医療の現状とPICUにおける看護師の役割』というテーマで、小児救急医療とPICUの看護師としてどのように看護を実践していきたいかを述べました。PICUでは小児重症患者の集中治療を行っているため、高度な技術とアセスメント能力が求められます。日々患者さんを受け持ちながら、先輩方のご指導のもと高度な看護を実践しています。働き始めてから約1年経過しましたが、武庫川女子大学で学んだアセスメントと技術がとても役立っています。今後も子どもと家族に寄り添い、個別性のある高度な看護を実践していきたいと考えます。」

卒業生の今後ますますのご活躍を教職員一同、心より応援しています。今後も本学では、豊かな人間性と高い倫理観、科学的根拠に裏づけられた行動力を兼ね備えた看護師の育成を目指し、教育の充実に努めてまいります。