• 筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者である米田晴美さんのご自宅へ訪問させていただきました!
  • 2024年04月12日
  • 米田裕治さんと晴美さん夫妻に特別講義をしていただいた後にご自宅へ訪問させていただきました。

    講義では、ALSという難病との付き合い方や日々の生活のご様子、ご家族や様々な職種の方々との関わりなどについてお話ししてくださいました。

    訪問時には、米田さん夫妻の仲睦まじい様子や、ホームヘルパーさんや理学療法士さんとの和気あいあいとしたコミュニケーション、また、リハビリの様子を見せていただくことができました。

    普段の生活や、米田さん夫妻の馴れ初め、晴美さんの趣味であるハーブティーのオリジナルレシピや手芸、海外旅行などについてお話ししてくださり、にぎやかで楽しい時間を過ごせました。実際に晴美さんのオリジナルハーブティーをごちそうしていただき、とても香りがよくおいしかったです。

    豊かな日常をご家族と過ごすご様子に触れ、病気の有無に関わらず、看護職は対象者の方々から学び、看護のあり方を考える必要性に気づく貴重な機会になりました。

    卒業までにたこ焼きパーティーをする約束をしていただいたので、またお会いできることとにぎやかなお家に訪問させていただけることが楽しみです。

    大学院看護学研究科保健師コース 大学院生

     

     

     

  • 新入生”仲間づくりワークショップ”
  • 2024年04月08日
  • 昨日の入学式が終わり、今日からいよいよ大学生活がスタートします。
    入学式の翌日には大学のガイダンスがありましたが、その前に特別企画の”仲間づくりワークショップ”が開催されました!

    「興味があること」「出身地」のグループごとわかれて、フリートークをします。

    前半はK-POPやアイドル、スポーツ、アニメ、映画、動物などにわかれて自己紹介カードを使いながら自己紹介をして、友達を作ります。


    「大学に入って友達できるかな・・・」
    「ひとりだったら不安だな・・・」という心配はご無用です!
    武庫女では担任の先生が仲間づくりもサポートしてくれます。

    「あのレポートいつまでだっけ?」
    「今日の講義の内容わかった?教えてくれる?」
    など、友達がいると授業もクリアしやすくなります。


    みんなで連絡先の交換などもして、出身地や最寄り駅が近い学生さん同士で一緒に帰っていく姿もみられました。
    なお、兵庫県外からの学生さんも毎年10名ほどいます。
    仲間で助け合いながら4年間、がんばりましょう!

  • ようこそ看護学部看護学科へ☆第10期生入学式
  • 2024年04月06日
  • 4月4日、新入生77人が初々しく新しいスーツに身を包み、これから始まる大学生活に、大きな希望と少しの緊張や不安も抱えながら、看護学部看護学科の扉をくぐられました。

    また入学式では、多くの先生方のお話を真剣なまなざしで聞いていました。

    これからの4年間、楽しいことも苦しいことも、この仲間とともに歩んでいきます。

    きっと笑顔あふれる素敵な学生生活が待っていることでしょう。

     

    さくら満開

    入学式への参加

    看護学部の歓迎ボード

    学部長から新入生へのメッセージ

     

    学科長から親御様にご挨拶

  • 大学院生さん紹介 修士課程看護学研究コース:福井 有里さん
  • 2024年04月04日
  • 看護専門学校を卒業後、病院に就職。研究方法を学び、看護の視野を広げるため、修士課程に進学。
    現在は緩和ケア認定看護師として病棟勤務、緩和ケアチームとして組織横断的に活動しながら、緩和ケア認定看護師が行う同行訪問のテーマで研究に取り組んでいる。


    Q1 なぜ大学院に進学しようと思ったのですか?
    臨床の場において、複雑で多様化している実感があります。認定看護師としては、研究知見を活用して実務に役立つ情報を提供することも求められます。学術論文の読み解き方や、科学的知見を得るための心得を学びたいと考えました。また、看護を追及する思考力や研究方法を学び、看護実践に活かせる研究をしてみたいと考えたからです。

    Q2 武庫川女子大学大学院を選んだ理由は?
    修士課程を卒業した方から、進学や受験に関するアドバイスを受け、「仕事を続けながら」という選択が可能な武庫川女子大学院を選びました。また、老年看護学分野における地域医療連携の推進を学ぶ上で、在宅看護学分野・公衆衛生看護学分野の講義が受講できることも魅力でした。

    Q3 大学院入試の受験勉強はどのようにしていましたか?
    勉強時間を確保することは困難でしたが、出勤前の早朝、通勤中、帰宅後、休日を勉強時間としていました。英語と専門科目で受験をしましたが、ホームページから大学院の過去問題を請求しました。過去問題を解き、老年看護学の教科書を中心に勉強をしました。英語は医療系の長文英語を中心に問題を解いていました。

    Q4 修士課程で取り組んでいる研究テーマを教えてください。
    緩和ケア認定看護師が行う同行訪問のテーマで研究に取り組んでいます。

    Q5 どのように仕事と学習・研究を両立させていますか?
    職場の理解を得るために、看護部長、病棟師長に履修に必要な休日の勤務希望と調整を交渉しました。病棟スタッフ、緩和ケアチームのメンバーにも大学院の通学スケジュールについて情報共有しています。勤務終了後にゼミがある日は、超過勤務ができないことを理解していただき、あらゆるサポートを得ています。

    Q6 印象に残った授業を教えてください。(どんな内容だったか、なぜ/どういう点が印象に残ったか、看護実践にどう生かせそうか等)
    印象に残った授業は論理的思考論の「文章を研くリバイズとは」の授業です。他者が作成した文章を用いて、適切性を吟味し改善していくリバイズのプロセスを体験することで、文章を研き、文章の発信力を高めるリバイズのコツを学べたからです。看護研究論文を論理的かつ批判的に吟味する視点を用いて、実務に活かせると考えます。

    Q7 大学院進学を考えている方へメッセージをお願いします。
    知的好奇心と日頃の素朴な疑問をもって大学院への進学を希望しました。入学後は、日頃の素朴な疑問が研究という形になりました。ムコジョには、知的好奇心が満たされる学習と研究をすすめていく環境があります。先生方や院生との価値ある出会いがたくさんありました。大学院への進学を考えている方は、進学をおすすめします!

    現在の看護学研究科HP「大学院生の声」のページはこちらです。よろしければご参照ください。

    https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/gschool/voice.html

     

  • 大学院生さん紹介 博士後期課程:北川 純子さん
  • 2024年04月04日
  • 国立高度専門医療センタ-に就職後、厚生労働省・内閣府への出向を経て、現在、独立行政法人国立病院機構にて看護管理者として勤務している。
    管理者としてのスキルを磨くため、仕事と両立しながら本学の修士課程を修了後、博士後期課程に進学し研究を継続している。

    Q1 なぜ大学院に進学しようと思ったのですか?
    修士課程での学びを通して、看護管理者としてイニシアティブを発揮する上で重要なのは、論理的思考と物事を抽象化して概念化できる思考力であるこということが分かりました。また、研究結果は臨床で活かしてこそ価値が生れると感じました。今後、さらに博士課程において自身の研究を深めることで、職場環境を整備し、職務満足と看護サービスの向上にむけた具体的な提案ができると考えました。組織の発展にむけて寄与する管理的・教育的役割モデルとなれるよう、これからの時代の看護管理者として成長したいと思い、博士課程への進学を志しました。

    Q2 武庫川女子大学大学院を選んだ理由は?
    本学の修士課程で担当いただいた指導教員に引き続き指導を受けられるメリットがありました。担当教授や授業で関わっていただく諸先生方は、仕事と学業を両立している学生の背景をよく理解したうえで状況に合わせてサポートし、真摯に向き合ってくださいます。また、ゼミや公開発表会においては、否定ではなく学生の研究をよりよく発展させるための前向きで具体的な質問やアドバイスをしていただけます。学生のモチベーションを高め、一人ひとりを大事にする風土が感じられるため、こちらの大学院で再び学びたいと思いました。博士課程は研究のレベルが上がり不安もありましたが、本学なら就業を継続しつつ両立させて卒業できると考えたからです。

    Q3 大学院入試の受験勉強はどのようにしていましたか?
    博士課程の選抜試験では、研究テーマに関する口述試験を受けました。博士課程において研究したいテーマは、修士課程で研究した内容の延長であったため一貫性のある内容を心掛けました。また、修士課程で取り組んだ内容よりも、今後どのような研究がしたいのかということに焦点をあてたプレゼンテーションを意識して準備しました。

    Q4 博士後期課程で取り組んでいる研究テーマを教えてください。
    看護師長の看護管理業務における時間管理についての研究をしています。具体的には、時間管理の実態や要因等を明らかにし、看護師長自身の適切な労務管理・健康管理の方策を検討するため研究に取り組んでいます。

    Q5 どのように仕事と学習・研究を両立させていますか?
    前期・後期と授業予定表及び分野毎にゼミの計画が提示されるので、その計画に従って職場に休みの希望を申請しています。また、レポート提出や倫理審査の申請時期は時間確保が必要であるため、時間軸を見据えて職場の上司に相談しながら集中して取り組めるよう計画的に年次休暇を申請するなど時間確保を行っています。

    Q6 印象に残った授業を教えてください。
    看護理論探求持論の授業では、苦手としている看護実践・教育・研究に活用する理論や理論構築のための概念分析を学びました。看護理論の基礎や理論構築における概念の明確化など、難解な授業内容について比喩表現を用いるなどして分かりやすく具体的に解説いただきました。授業において自身の研究における概念のプレゼンテーションやディスカッション、また課題レポートを通して最終的には応用できるレベルにまで引き上げていただいたと思います。
    どの授業も研究に必要な専門性の高い内容で、授業毎に提示される課題は自らの研究に繋がる内容であったため、授業を受けながら倫理審査に向けて研究計画書の作成を進めることができました。

    Q7 大学院進学を考えている方へメッセージをお願いします。
    普段出会わない看護大学の教員や病院の看護管理職の方なども進学をされており、職場環境の異なる方々と交流を深めることができます。ネットワークが広がり、大学と臨床での情報交換ができ、新人教育などの手がかりを与えていただくこともあります。
    研究は根気強く長期にわたっての自分自身への挑戦となりますが、挫折しそうなときはゼミや授業などを通し学生皆で励ましあい、担当教授が精神面も含めて支援してくださるので乗り越えてこられました。大学院進学を通して様々な経験を積むことができ、自然と人間力も磨かれるため、多忙な中でも充実した学生生活を送ることができると思います。

    現在の看護学研究科HP「大学院生の声」のページはこちらです。よろしければご参照ください。

    https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/gschool/voice.html

  • 大学院生さん紹介 修士課程看護学研究保健師コース:多嶋田 悠さん
  • 2024年04月04日
  • 九州大学医学部保健学科看護学専攻を卒業後、保健師の資格取得を目指し、2023年4月に修士課程看護学研究保健師コースに入学。


    Q1 なぜ大学院に進学しようと思ったのですか?
    地域住民の健康増進や疾病の予防に携われる保健師の仕事に興味があり、大学院では保健師になるための勉強や研究に2年間かけてじっくり取り組めるため、進学しようと思いました。

    Q2 武庫川女子大学大学院を選んだ理由は?
    武庫川女子大学大学院では、高齢者と母子の継続家庭訪問や都市部と山間部での実習など、地域の住民さんと関わりながら学ぶ機会が他の多くあり、保健師としての実践能力をつけることができると考えたからです。

    Q3 大学院入試の受験勉強はどのようにしていましたか?
    入試では、英語と専門科目の筆記試験と面接がありました。筆記試験の過去問を大学のウェブサイトから入手できたため、出題形式や傾向をつかむために活用しました。英語の対策として、卒業研究で使用する英語論文やWHOのウェブサイトを読み、紙の辞書を使いながら和訳していました。専門科目の対策としては、大学で受講した公衆衛生看護学概論の復習や看護師国家試験の学習をしていました。面接は、大学のゼミの先生に模擬面接をしていただき、受け答えの練習をしました。

    Q4 修士課程で取り組んでいる研究テーマを教えてください。
    昼食会に参加する独居高齢者のフレイルと食品摂取多様性との関連をテーマに研究に取り組んでいます。

    Q5 どのように仕事と学習・研究を両立させていますか?
    アルバイトとして大学院の先生の研究支援員をしています。授業や実習、研究などで忙しい時期は先生と相談して、可能な時にできるように調整していただいていました。

    Q6 印象に残った授業や実習を教えてください。(どんな内容だったか、なぜ/どういう点が印象に残ったか、看護実践にどう生かせそうか等)
    印象に残っている実習は、1年生で実施する継続家庭訪問です。母子と高齢者さんの家庭それぞれを半年間かけて毎月訪問させていただきました。実習では対象者の方の家庭に出向き、お話しをする中でご家族を含めた健康状態や生活状況などの情報収集をし、アセスメントしていきます。訪問を重ねるごとに対象者の方の生活や思いをより深く知ることができ、関係性を築きながら継続して関わることの大切さを学びました。また、母子の訪問では、子どもが成長・発達していく様子をお母さんと一緒に見られたことが私にとって大きな喜びでした。実習を通して保健師としての知識や技術、対象者の方との関わりを学ぶことができたと感じています。

    Q7 大学院進学を考えている方へメッセージをお願いします。
    保健師コースは地域で生活する方と関わる機会が多くあり、保健師になるための実践能力をつけられると同時に、人としても成長できる環境だと思います。学生同士や先生方との距離が近く相談しやすいですし、先生方からのご指導もとても手厚いです。保健師の仕事に興味のある方は、ぜひ進学を検討してみてください。

    現在の看護学研究科HP「大学院生の声」のページはこちらです。よろしければご参照ください。

    https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/gschool/voice.html