言語文化セミナー 漢文と日本人
2019/02/08武庫川女子大学 言語文化研究所
開催日:2019/03/09
事前申し込み:要
対象者:在学生卒業生一般
内容 | 言語文化研究所では言語文化セミナー(春季)を開催します。 テーマ : 「漢文と日本人」 講 師 : 柴田清継氏 (武庫川女子大学 文学部日本語日本文学科教授) 【講演要旨】 昨夏の西日本豪雨の後,かつて広島県の被災地のあちこちに建てられていた漢文「水害碑」のことが報道されました。漢文で書かれていたため,昔の悲惨な経験が必ずしも後の世には生かされなかったようです。 日清戦争のとき,日本の漢詩人たちの多くが日本軍を鼓舞し,日本軍の勇敢さをたたえ,敵の清国を懲らしめる漢詩を詠みました。日本人が敵国の言語で詩を作り,自国の勝利を喜ぶ心理。考えてみれば,奇妙なことです。 以上のようなことを話の糸口として,日本人にとって漢文とは何だったのか,そして今,何なのかということを考えてみたいと思います。 |
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開催日時 | 2019年3月9日(土) 13:30~15:30 |
会場 | 武庫川女子大学 中央キャンパス 舞楽1号館8階 L1-802 |
参加費用 | 無料 |
問い合わせ先 | 武庫川女子大学言語文化研究所 住 所 : 〒663-8558 西宮市池開町6-46 メール : ilc@mukogawa-u.ac.jp FAX : 0798-45-3574 TEL:0798-45-3536(直通) |
申し込み締切日 | 3月6日(水) |