大学院NEWS

建築学専攻修士1年生 建築設計総合演習Ⅱ 課題2「茶室の制作」が始まりました。

2012/11/21

 本課題では、日本人になじみの深い杉や竹などの自然の材料を使い、全員の共同作業により原寸大の茶室の内部空間を手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。今週は第1週目にあたります。
 まずは担当教員より課題説明がありました。この演習の到達目標を確認するとともに、何故茶室を制作するのか、その意義について教員と学生で議論を行いました。その後早速、各自で茶室の案を設計する作業に取り組みました。
 15日には、非常勤講師の安井巧先生より、茶室に関する講義を受けました。安井先生が相談役を務める株式会社安井杢工務店は、創業から300年以上の歴史を持ち、桂離宮や待庵、如庵などをはじめとする数多くの国宝や重要文化財の保存修復、そして京都迎賓館などの現代建築を手掛けておられる、日本を代表する工務店です。演習では茶事の構成、露地の構成、そして茶室の外観、屋根、平面構成、出入口、窓、床、天井、点前座廻り、水屋、立礼などの基礎的知識を、多くのスライドや図面、実際の道具などを用いて教えていただきました。
 日本を代表する先生に教えていただけるまたと無い機会で、学生たちは非常に熱心に先生の言葉に耳を傾けていました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページでご覧下さい。

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