建築学専攻トルコ海外実習 6日目「ユルドゥズ宮殿における保存修復実習」
2014/10/18
本日はバフチェシヒル大学のシネム先生、ベリンダ先生の引率のもと、ユルドゥズ宮殿の工房で保存修復実習を行いました。この工房はユルドゥズ宮殿をはじめとするトルコ国内の国立宮殿を対象としています。イスの布張り、家具仕上げ、家具の木加工、家具彫刻、テキスタイル、セラミック、カーテン、籠やござ、絨毯、金ぱく仕上げ、木製建具、寄木床材、メタルワークなどの各種修復工房、この工房全体で使用する道具の刃などを専門に制作する工房を見学しました。宮殿を維持するために、多くの専門家が関わり、気が遠くなるような地道な修復作業を日夜続けていること、そのために極めて科学的な調査が土台になっていること、同時に伝統技術を何よりも尊重する姿勢などを実感することができました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。