ラウンド・ダンス
2014/03/07
ネイティブアメリカンの「ラウンド・ダンス」を体験して来ました。地元の方から、ネイティブ・アメリカンが集って、歌を歌いながら、太鼓のリズムにあわせてラウンド・ダンスを踊る集いがあるけど、来てみませんか、という誘いを受けました。なにも知らないままに、数名の学生と参加してみました。
集まりは広いホールで行われ、写真ではよく見えませんが、中央で何人かの人が歌を歌いながら太鼓でリズムを刻みます。声はとても張りのある透明な声で、広い部屋いっぱいに広がります。太鼓の音もなんともいえない力強く威厳のある感じでした。その周りを簡単なステップを踏みながら、誰でも進み出て踊りの輪に加わります。ときどき休憩をはさみながら、何曲もつづき、曲が始まると誰からともなく輪を作って踊り出すのです。始終にこやかで、だれもがゆったりした時間と文化を共有している感じがしました。私たちも一緒に踊ってみました。残念ながら輪の内側に入ってはいけない、というルールがあるようで、もっと近くで写真を撮る事はできませんでした。
見ているうちに、町内会等で年に一度みんなで集う夏祭り、何度も何度も繰り返して踊る、日本の盆踊りを思い出しました。時代は変わっても、育った土地を大切にし、同じところで育った仲間と顔を合わせて、繋がりを確かめ合う、そんな感じがしました。