建築学科パンフレット2025|武庫川女子大学

建築家教育の世界水準であるUNESCO-UIA建築教育憲章に対応した、学部と大学院を合わせた6年一貫の欧米型建築教育により、グローバル社会に貢献する建築家を養成。各学年のスタジオには一人1台専用の製図机(畳1帖サイズ)とパソコンを備えており、他の大学と一線を画す環境の中で1年次から本格的な建築設計に取り組みます。大学院建築学研究科の修了生は、建築業界のトップ企業に就職し、業界の第一線で活躍しています。


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学習・教育到達目標建築学部学習・教育到達目標学習環境カリキュラム学生生活学部1年学部2年学部3年学部4年大学院修士1・2年インターンシップ海外実習フィールドワーク教員紹介トルコ文化研究センター6建築の三大要素「強・用・美」と「真・善・美」。「強」がなければ「用」はない。「強」と「用」がなければ「美」がない。しかし「美」がなければ建築ではない。「強・用・美」は、ローマ時代の建築家ヴィトルヴィウスが提唱した建築の三大要素です。建築は安全でなければ、使いやすくても意味がありません。安全で使いやすくなければ、いくら美しくても無意味です。しかし美がなければ、建築ではありません。「強・用・美」は、下から順に積み上げられた三段積みのレンガのような関係にあります。建築設計は「真・善・美」の総合。一方、人間の理想的・普遍的な価値概念として「真・善・美」があります。建築の「強」と「用」は「真・善・美」の「真」に相当します。美」は個人の内面の表現であり、「美」があってはじめて建築が文化・芸術たりえます。そして「善」は建築が互いに協調し、美しい町並みを形成するために不可欠な倫理の問題です。建築家教育において「善」の問題は欠かせません。総合「強・用・美」および「善・真・美」は下から順に積み上げられた三段積みのレンガのような関係武庫川女子大学建築学科・大学院建築学専攻学習・教育到達目標学士修士課程(6年間UNESCO-UIA建築教育憲章対応)学士課程(4年間)■育成しようとする自立した建築家像『真』を求める「理性」を磨き、『善』を行う「人格」を練磨し、『美』を享受する「感性」を養うとともに、これらを総合できる全人格的能力を身に付け、社会に貢献できる自立した建築家の育成を目指す。■育成しようとする自立した設計技術者像『真』を求める「理性」を磨き、『善』を行う「人格」を練磨し、『美』を享受する「感性」を養うとともに、これらを応用して社会に貢献できる、建築に関する自立した設計技術者の育成を目指す。■学習・教育到達目標■学習・教育到達目標(A)高い「理性」により、「強」や「用」を含む「真」の視点から建築的事象を理解するための高度な「知識」を修得し、さらに修得した「知識」の統合により問題を解決する実践的能力を修得する。(A)高い「理性」により、強」や「用」を含む「真」の視点から建築的事象を理解するための高度な「知識」を修得し、さらに修得した「知識」を応用して問題を解決する基礎的能力を培う。(A-1)語学や諸学の基礎学力を修得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる実践的能力を修得する。(A-2)構造や諸災害などに対する安全性を「強」として理解し、その基礎的・先端的技術を積極的に吸収し、演習や実習によって空間的に構成する実践的能力を修得する。(A-3)機能性や環境負荷などに関する快適性を「用」として理解し、その基礎的・先端的技術を積極的に吸収し、演習や実習によって最適な空間を構成する実践的能力を修得する。(A-4)コスト、スケジュールなど様々な制約条件を理解し、これらのもとで、適切な設計・施工計画を進められる実践的能力を修得する。(B)「感性」豊かな個性を、関連する「知識」や実践的「創作」活動により磨き、地域の「美」的、「歴史」的、文化」的価値を理解し、グローバルな視点から地域の伝統的文化を創生できる実践的能力を修得する。(B-1)基礎的造形能力を培う。(B-2)歴史、文化、国際社会、地球環境を理解する実践的知識を修得し価値観を身に付ける。(C)地球環境・国家・地域社会において真に人間的な住環境を創生するために、社会的義務と責任を重んじ、グローバルな視点を持って自律的に行動する「人格」を身に付ける。社会の仕組みや現代社会の問題点を理解する能力と継続的に学習できる能力を身に付け、自律的活動ができる職能人としての自覚を形成する。(D)「真」「善」「美」の修得と同時に、価値基準が異なる「真」善」美」を互いに総合する能力を身に付け、安全で、使いやすく、美しい、真に人間的な住環境を創生する実践的能力を修得する。(D-1)「真」「善」美」で極めた精神世界を統合し、住環境という実在するモノの世界に具体的、実践的に実現する能力を修得する。(D-2)様々な専門家、技術者との共同の重要性を理解し、チームワークで建築をつくりこむことのできる能力を修得する。(A-1)語学や諸学の基礎学力を修得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる基礎的能力を培う。(A-2)構造や諸災害などに対する安全性を「強」として理解し、その基礎的技術を積極的に吸収し、演習によって空間的に構成する基礎的能力を培う。(A-3)機能性や環境負荷などに関する快適性を「用」として理解し、その基礎的技術を積極的に吸収し、演習によって最適な空間を構成する基礎的能力を培う。(A-4)コスト、スケジュールなど様々な制約条件を理解し、これらのもとで、適切な設計・施工計画を進められる基礎的能力を修得する。(B)「感性」豊かな個性を、関連する「知識」や実践的「創作」活動により磨き、地域の「美」的、「歴史」的、文化」的価値を理解し、グローバルな視点から地域の伝統的文化を創生できる基礎的能力を培う。(B-1)基礎的造形能力を培う。(B-2)歴史、文化、国際社会、地球環境を理解する基礎的知識を修得し価値観を培う。(C)地球環境・国家・地域社会において真に人間的な住環境を創生するために、社会的義務と責任を重んじ、グローバルな視点を持って自律的に行動する「人格」を理解する。社会の仕組みや現代社会の問題点を理解する能力と継続的に学習できる能力を培い、自律的活動ができる職能人としての素養を理解する。(D)「真」善」「美」の修得と同時に、価値基準が異なる「真」「善」美」を互いに総合する能力を養い、安全で、使いやすく、美しい、真に人間的な住環境を創生する基礎的能力を培う。(D-1)「真」善」美」で極めた精神世界を統合し、住環境という実在するモノの世界に具体的に実現する基礎的能力を培う。(D-2)様々な専門家、技術者との共同の重要性を理解する。


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