建築学科パンフレット2025|武庫川女子大学

建築家教育の世界水準であるUNESCO-UIA建築教育憲章に対応した、学部と大学院を合わせた6年一貫の欧米型建築教育により、グローバル社会に貢献する建築家を養成。各学年のスタジオには一人1台専用の製図机(畳1帖サイズ)とパソコンを備えており、他の大学と一線を画す環境の中で1年次から本格的な建築設計に取り組みます。大学院建築学研究科の修了生は、建築業界のトップ企業に就職し、業界の第一線で活躍しています。


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【演習】STEP4学部4年生STEP4Seniorstudents真に人間的な建築空間の理想像を修得する。Studentsacquireidealimageoftrulyhumanarchitecturalspace.建築設計演習Ⅴ4年生前期Seniorstudents,thefirstsemesterArchitecturalDesignStudioV「真に人間的な水辺の建築空間と都市景観の創造」‘Creationofwatersidearchitecturalspaceandshoreurbanlandscapewhereamancanremaintrulyhuman’車椅子や器具を装着して移動し、さまざまな身体特性に対応した計画への理解を深める堺東高校出身(大阪府)いが教えてくれる生きた空間課題1老都市の中で「高齢者がいかに生きるか」を考え、豊かな水辺空間を持つ老人福祉施設を設計します。その空間は、高齢者を優しく包み込み、四季のうつろいや時間の流れを肌で感じることができる日常的な空間である一方で、老いや死に直面した人間を支える超越的な空間でもあります。医療福祉活動に要求される多種多様な機能を持つ多数の空間を、一つの建築として構成することも必要です。ヒューマンスケールやユニバーサルデザインにも配慮します。明石北高校出身(兵庫県)医療という高度な「技術」「知性」と、患者および治療者の「人間性」「感性」の総合した空間として小規模病院を設計します。医療活動を理解し、入院患者にとっては安心・快適で、治療者のホスピタリティが溢れ、患者を心身ともに優しく包み込む人間的な空間を総合して一つの建築として構成します。病院課題2城南高校出身(徳島県)雲雀丘学園高校出身(兵庫県)豊かな自然環境が形成され人間が文明や文化を形成してきた水辺が、堤防で埋め尽くされ人から遠く切り離されてしまった現代の日本。本課題では、自然破壊や景観破壊の現状や水辺と都市の文化について学び、都市に生きる人間にとっての「水辺」の重要性を考え、豊かな水辺を再生し、水辺と密接に関わる町並みをデザインします。美しい水辺のランドスケープを中心とした、デザインコードに基づく多様な単体デザインの低層住宅群、大小の広場や街路、緑地等の計画を通して、新たな水辺の文化を創造するサステナブルで魅力ある都市景観の将来像を提案します。★国際建築ワークショップ〈InterCulturalStudiesofArchitecture(ICSA)inJapan〉の一環として、2009年よりトルコのバフチェシヒル大学からの留学生も一緒に学んでいます。講評会学生の発表グループワークでの共同設計案の発表敷地見学の様子辺の楽園課題3水※学生の作品と出身校を掲載。甲南女子高校出身(兵庫県)長田高校出身(兵庫県)1123


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