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兵庫県公立学校教員採用試験合格教育学科4年松尾圭那子さん兵庫県立明石西高等学校出身Q.武庫女を志望したのはなぜですか?A.小学生の頃から小学校教員になるのが夢で、高校では普通科教育類型に進学しました。大学は、教員採用試験の合格率が高く、教職就職率が高い武庫女を志望しました。オープンキャンパスにも行き、設備がきれいで整っていたことも理由のひとつです。Q.大学生活で印象に残っていることについて教えてくださいA.教育実習です。小学校教員への魅力が増した4週間でした。学級経営や授業などたくさんの経験を積み、児童の成長を間近で感じることができました。最終日に児童からもらった手紙は大切な宝物です。Q.採用試験に向けての勉強や苦労、良かったことなどお願いしますA.最初は何から始めればいいのか分からなかったのですが、特講の先生方による教採に特化した講義や面接対策のおかげで、苦手分野を克服できました。講義で勉強の習慣をつけ、いつでも相談できる環境があったことが大きかったと思います。私は兵庫県を受験したので、筆記試験・集団討論・個人面接・模擬授業と対策することが多く、不安になることもありました。でも、武庫女は周りに教採合格を目指す友達が多いので、不安を共有したり、励まし合ったりしながら切磋琢磨できたことも良かったです。実際に教採期間で友達が増えました!ゼミでの経験や授業で考えた指導計画や教材なども大きな強みとなりました。ゼミでは、啓林館で行われている「たんきゅう塾」のメンターとして児童の探求心を育むお手伝いをしたり、企業の方と一緒に食育の授業について検討したりしました。誕生日パーティーをしたり、流しそうめんを作ったりなど、季節に合わせて全力で遊びを楽しんだことも、将来の教育活動に向けた貴重な財産になったと思います。授業では、各教科法での模擬授業指導案や地域を題材にした指導計画を作成しました。また、学級経営においても、教育実習やボランティアで感じた小学校の実態をもとに、場面指導やロールプレイ練習を通して対応を考えたことも教員採用試験につながっていたと思います。Q.武庫女で過ごして良かった点は何ですか?A.教員採用試験に特化した特講の先生方がいてくださり、一人ひとりの合格までしっかりサポートしてくださることです。どんな些細なことでも、先生方の部屋をのぞけば温かく迎えてくださり、安心感があります。特講の先生方だけでなく、教育学部の先生方や助手さんも声をかけてくださったり、質問に応じてくれたりなど、とても心強い環境で対策ができました。そして、教員を目指す友人が多いので、不安を共有したり、励まし合ったりしながら切磋琢磨できたことも良かったです。集団討論や面接、模擬授業の練習では、お互いに見せ合ったり見学したりして一緒に考え、とても刺激になりました。モチベーションだけでなく実力も向上することができたと思います。さらに、設備面も充実していると思います。小学校の教室に見立てた教室や、資料がたくさんあるフロア、勉強できるスペースなど、のびのび過ごすことができました。黒板が設置されているので、実習前や教採対策において実際にチョークで文字を書く練習ができたことも良かったです。武庫女で小学校教員になるための勉強ができて良かったなと思います。Q.武庫女を志望する高校生に先輩として一言お願いしますA.武庫女は大学生活を楽しむことも夢をかなえることもできる場所です。皆さんも、武庫女で充実した4年間を送ってほしいと思います。応援しています。11