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Interview卒業生のその後予防栄養で子どもたちの成長を支えたい行政大好きな給食で子どもたちの成長を支援栄養教諭大学で栄養学を学ぶ中で、予防栄養に興味を持ちました。食を通して人々の健康に寄与したいと思い、行政栄養士になりました。現在は学校給食の業務に携わり、子どもたちの健やかな成長を支えるため、日々仕事に励んでいます。衛生管理や献立に関する業務をはじめとし、取り扱う内容が多岐に渡るため難しさもありますが、子どもたちが元気に学校生活を送るための大切な仕事であると感じています。小学生の頃から給食が大好きで、栄養教諭に憧れて、食物栄養学科に進学しました。大学の授業や実習で得た学びや経験から、食を通じて子どもたちの成長を支えられる栄養教諭になりたいという思いが強くなりました。給食管理や食物アレルギー対応など大変なこともありますが、子どもたちが給食を食べて「おいしかった」苦手なものも食べられたよ」と笑顔で伝えてくれた時にやりがいを感じます。堺市教育委員会学校給食課勤務食物栄養学科2022年度卒小川麻衣さん洲本市立堺小学校勤務食物栄養学科2019年度卒芳川裕香さん患者さんに寄り添う管理栄養士を目指して病院企業人々の生活を、いつもそばにある「食」で支えたい臨床の講義や実習などを通して栄養学の素晴らしさを実感し、患者さんに直接寄り添うことのできる病院管理栄養士を目指しました。現在は、生活習慣病や周術期等の様々な患者さんに栄養指導を行っています。悩むことも多い分、食の大切さを理解してもらうこと、患者さんと共に目標に向かって取り組むことにとてもやりがいを感じています。大学で学んだ知識を基に日々の実践を通してさらに成長していきたいと思っています。大学で栄養学を学び、日々の食事を通して人々が少しでも長く健康で充実した生活を送れるように支えたいと思い、食品メーカーに就職しました。現在は大学で学んだ調理科学や食品衛生の知識を最大限に生かして、メニュー開発にも取り組んでいます。今後も、人々にとって毎日の食事に驚きや感動があったり、ワクワクするような商品を届けていきます。医療法人信和会明和病院栄養科勤務食物栄養学科2021年度卒森末菜月さんマルコメ株式会社営業本部広域営業部デリカ事業課勤務食物栄養学科2022年度卒出立江里子さん本学独自のヘルスプロモーション演習とは?はこの演習では、自身の生活習慣を改善することで、将来管理栄養士として担当する患者さんへの理解を深めることを目指します。各自が自身の改善すべき生活習慣の課題を見つけ、同じ課題を持つ者同士でグループを組み、共通の目標を設定します。そして、その目標に向けて行動を変えることに挑戦します。演習期間は約4か月で、最終日には成果を発表します。この演習のメリットは、グループで協力することの有効性を体験し、問題解決のための改善策を考える機会を得られることです。また、他者の行動変化に共感することで、社会人としての対人スキルも養われます。食物栄養科学部食物栄養学科内藤義彦名誉教授14