食物栄養科学部パンフレット2025|武庫川女子大学

食物栄養学科では、最新の設備・施設など教育環境も充実。実社会の様々な場面で活躍する管理栄養士を数多く輩出しています。食創造科学科では、食と栄養に関する専門知識を身に付けると同時に多彩なプロジェクトに携わることで、発想力・リサーチ力・コミュニケーション力などの実践で生かせるスキルを修得。即戦力として活躍し、食産業界にイノベーションを起こす人材を育成します。


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産官食産業界政府・地方公共団体学大学商品企画、開発、研究を体験し、食産業界を知り、基礎学力を身に付ける連携による「共同研究・人材育成」共同研究岩津ねぎの機能性研究[共同研究先]株式会社味来朝来市の異業種連携プロジェクトとして、株式会社味来と松浦研究室で朝来市特産の岩津ねぎを使った栄養機能食品「ねぎのチカラ」を開発しました。この製品は、ビタミンCや食物繊維などの栄養素が豊富に含まれる岩津ねぎをパウダー化し、いつでも手軽に岩津ねぎの栄養素を摂取できるのが特長です。さらに、兵庫県と楽天グループ株式会社との連携で、食創造科学科1〜3年生を対象としたEC販促実践授業を実施し、兵庫県公式アンテナショップ「兵庫を旅するひょうごマニア」において「ねぎのチカラ」の実践販売および結果検証を行いました。淡路産ハチミツを用いた新規スイーツ「豆蜂」の開発[共同研究先]ハートスフードクリエーツ株式会社食品科学研究室では、ハートスフードクリエーツ株式会社のサポートで、豆蜂(トーファン)という新しいスイーツを実用化しました。豆蜂は豆乳をハチミツのみで固めたスイーツです。この実用化には、豆乳がハチミツで固まる現象を科学的に証明した学生、有用なハチミツを選別した学生、商品化レベルにボトムアップした学生、商品化に向けてトッピングや商品名の決定、容器デザインの選択、ラベルや食品表示の作成に取り組んだ学生、実際に三ノ宮駅前で豆蜂を販売した学生など、実用化に至るまでの4年間で多くの学生が携わり、豆蜂が誕生しました。彼女たちは卒業後も様々な食品分野で活躍しています。人材育成発酵文化の継承と副産物(酒粕)の新たなビジネススタイルの創造を期待しています。見学実習先・インターンシップ先は100社以上!詳しくはこちら当社は明治初期から神戸市魚崎の地で酒造りを営んでおります。代表銘柄の一つ『空蔵(くぞう)』は、阪神・淡路大震災で倒壊した蔵の瓦礫の上で「空しか見えない…。」とつぶやいた場所から生まれたお酒です。酒の真髄を追求し、一年を通じて新鮮なお酒を提供しております。日本酒は原料米と水から醸造しますが、精米後に出たぬかはこめ油やせんべい等に再利用され、栄養素が豊富な酒粕からは健康食品やスキンケア商品等も生まれています。食創造科学科の学生の皆さんにはこの副産物の新しい価値の創造を期待しております。柔軟な発想力と挑戦力で日本の発酵文化を世界に発信していただけたらと思います。世界鷹小山家グループ株式会社小山本家酒造浜福鶴蔵執行役員/社長海北隆之さん多くの卒業生が当社で活躍しています。1977年、西宮市で創業した当社は「おいしい笑顔のある明日へ」をモットーに、主に冷凍食品を製造してきました。2018年からは武庫川女子大学と産学連携の取り組みを開始。当社製品を使った献立の考案、インターン生の受け入れ、地元のご当地名物「甲子園ヒーロー揚げ」を題材にしたマーケティング演習などを通じて、関係を深め、発展させてきました。産学連携で得られるアイデアや刺激は企業にとっても貴重な成長の機会になっています。多くの卒業生が当社で活躍していることもあり、武庫川女子大学とは特別なつながりを感じています。これからも産学連携を通じて、学生たちと共に学び、共に成長し、食の未来を創造していくことを楽しみにしています。株式会社ジャパン・フード・サービス執行役員/自社ブランド商品推進担当畑拓也さんMukogawaWomen'sUniversity25


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