健康・スポーツ科学部パンフレット2026|武庫川女子大学

健康・スポーツ科学科では、保健体育科教員をはじめ、アスレティックトレーナーや競技別コーチ、地域社会における健康・スポーツの指導者など、幅広い分野で活躍する「健康・スポーツのリーダー」の養成を目指します。栄養やマネジメントといった多様な側面から“健康・スポーツ”を科学的に学び、他学科との連携教育プログラムなどにより、女子総合大学ならではの充実したカリキュラムで、実践的な指導力を育みます。 スポーツマネジメント学科では、女子総合大学の特長を生かした広く深い学びにより、スポーツビジネスの最前線で活躍する“マネジメント人材”を育成。競技経験や身に付けた専門知識を生かし、日本のスポーツの未来を切り拓く力を磨きます。


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2026●教員の研究紹介TOPICプレッシャーやイップスに関するスポーツ心理学研究フリースロー時の視線行動の測定一歩踏み出しの反応時間の測定アスリートは競技力の向上や試合での実力発揮、さらには競技の継続にあたって、様々な悩みを持ち、困難に直面します。スポーツ心理学は、そのようなアスリートや、アスリートを支える指導者などが、基盤となる知識やヒントを得られる学問といえます。これまで私は、プレッシャーが心身やパフォーマンスにどのように正や負の影響を与えるのかについて解明する研究に取り組んできました。さらに近年は、イップスに悩むアスリートに貢献できる研究にも取り組んでいます。田中美吏教授【研究分野】スポーツ心理学【担当科目】スポーツ心理学スポーツ心理学実験スポーツの心理と栄養健康・スポーツ科学の統計学演習などTOPICダンスとソマティクスとの関わりソマティクス実践の風景翻訳中のマインドフル・ムーヴメント原著みなさんは、自分のからだについて、どんなことを知っていますか?「からだの声を聴く」ということをよく耳にするでしょう。ソマティクスは、動きを通じて「からだ」を内側から探求し耕していくことから、ダンスにとって重要な創造力と表現力を引き出すと考えられています。私はダンス・アーティストの創造性と表現力について、ダンサーとしてのキャリアを積みながら問い続けてきました。そこで出会ったのがソマティクスという研究領域です。現在は、からだ」と言語の関係、動きと情動の結びつきについての理解を深めるために、Laban/BartenieffMovementStudies/Systemを中心に研究を行っています。これはダンスに限らず、人々の動きの質を捉える、観察力を鍛える面白いシステムです。村越直子教授【研究分野】ダンス、ソマティクス、臨床教育学【担当科目】ダンスⅡ、ダンスⅢ、専門英語B9


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