生活環境学科パンフレット2025|武庫川女子大学

少子高齢化やSDGsの実現など、課題が山積する現代。暮らしの在り方も大きく変わりつつあります。その中で求められるのは、未来の社会を見通し、未来の暮らしを創造する力です。本学科では、衣服・雑貨・家具・インテリア・住居・建築・まち・都市を生活環境と捉え、これらを幅広く学ぶことで創造力を育成。文理の枠を超えた実践的な学びを通じて、豊かな人間性・専門性・想像力を養います。


>> P.4

生活に関わるすべてを学ぶ生活環境を基礎から広く学びます。後期から領域を選択し、専門的な学びへの準備を進めながら自分が興味を持てるテーマを探していきます。専門性を高める配属された領域で、興味や目標に沿った学びを深めます。講義・演習・実習・実験を通して実践的なスキルを身につけます。研究室を選択研究室選びが待っている3年次は、自分の挑みたい研究を見極める大切な期間です。後期から配属された研究室で、卒業研究に取り組み始めます。学びの集大成学びの集大成として卒業研究に本格的に取り組みます。論文執筆や設計・制作、自分の挑みたいテーマを心ゆくまで追究できる1年間です。1年次2年次3年次次4年4年間の学びのステップ大学院生活環境学研究科生活環境学専攻(修士課程・博士後期課程)卒業後に大学院に進学することも可能です。生活環境学専攻では、多彩な研究が行われます。さらに博士後期課程も設置されています。主な開講科目生活環境論生活環境を衣服から住居、都市空間まで一連のものとして捉え、物的環境と人との相互関係を解説します。染色加工学繊維製品の染色や加工について、染料の知識、染色の原理、色あせなどのトラブルの原因や対策を学びます。環境計画実習Ⅰ・Ⅱ照明計画や冷暖房計画、音環境計画など、室内外の快適な環境をデザインする技術を学びます。アパレル構成学人間にとって着心地の良い衣服とは何かということを踏まえ、種々の観点から衣服の構造原理を学びます。建築・インテリア設計Ⅰ〜Ⅲインテリアを含む建築物の設計を、生活行為を考慮した設計条件の整理、エスキス、製図、模型表現を通して学びます。ファッションデザイン演習トレンドやマーケットから情報を収集し、マーケットインできるデザインを起こし、その制作を行います。生活文化演習Ⅰ〜Ⅳ生活文化に関するテーマに注目し、分析することで、生活文化の読み取りと価値付けを演習で学びます。生活デザイン実習Ⅰ〜Ⅲプロダクト、パッケージ、インテリアの各領域の企画・デザイン・制作を行い、社会的意義を説明する力を身につけます。住居学住宅と住生活を取り巻く技術的、社会的問題を学び、豊かで快適な住生活を深く洞察できる能力を養います。まちづくり論Ⅰ〜Ⅲ「まちづくり」について、要請される経緯と必要性、目的、手法、事例、コーディネートの知識や技術を紹介します。03


<< | < | > | >>