景観建築学科パンフレット2025|武庫川女子大学

これからの社会で求められるのは、環境共生型の持続可能な都市づくり。水辺や集落などの文化的景観と街路樹や公園緑地を含む都市景観、屋上や壁面の緑化技術など、人と自然の共生がさらに重視されます。その中で本学科は、建築学とランドスケープ学が融合した、日本初のカリキュラムを展開。学部と大学院を合わせた6年一貫教育により、自然と共生する社会に貢献できる建築・景観設計者を育てます。


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DepartmentofLandscapeArchitectureonKami-KoshienCampus【演習】【卒業研究】安全、快適で魅力ある都市を考える。4年生前期は都市のイメージや防災を考える2課題に挑戦。後期は4年間の総まとめとして、卒業論文および卒業設計に取り組みます。学部4年生前期景観建築設計演習Ⅴ「都市のイメージ河川流域の治山治水に基づく都市デザイン」伊川谷北高校出身(兵庫県)市立西宮高校出身(兵庫県)武庫川女子大学附属高校出身(兵庫県)人の空間認知特性を理解した上で、分かりやすく安全かつ地域性や風土に配慮した街並み、水、緑のマスタープランを作成します。GISを活用して、都市構造を解析・理解。さらに、イメージマップでの調査などから、都市のイメージと地形・山・川・海との関わりなどを探究し、その都市の生態系や植生についても学びます。神戸高校出身(兵庫県)河川流域の土地利用や緑被の分布状況、そして雨水の利用や循環を考慮し、安全で美しい川沿い地域の住居、緑地、公園を計画・設計します。ジョギング、イベントなどに活用される河川敷や、両岸の街並みのデザインを提案。GISを用いた水害システムのシミュレーション作成や、建物の高さ・形態・色彩などの制限による景観コントロールの論理についても学びます。流域の防災を考慮した緑地や公園と住居地域課題2泉陽高校出身(大阪府)都市のイメージに基づいた分かりやすい街と水と緑のマスタープラン課題1伊川谷北高校出身(兵庫県)富田林高校出身(大阪府)土木、ランドスケープの専門家を招いた講評会を行い、河川防災、防災緑地に関する専門的な意見を聞く※学生の作品と出身校を掲載。演習課題の内容は変更される場合があります。17


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