景観建築学科パンフレット2025|武庫川女子大学

これからの社会で求められるのは、環境共生型の持続可能な都市づくり。水辺や集落などの文化的景観と街路樹や公園緑地を含む都市景観、屋上や壁面の緑化技術など、人と自然の共生がさらに重視されます。その中で本学科は、建築学とランドスケープ学が融合した、日本初のカリキュラムを展開。学部と大学院を合わせた6年一貫教育により、自然と共生する社会に貢献できる建築・景観設計者を育てます。


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学部4年生の演習建築学部卒業生の声進路学習環境在学生の声学科概要カリキュラム学部1年学部2年学部3年学部4年海外研修植物実習大学院概要修士1年インターンシップ修士2年フィールドワークQ&A教員紹介18景観・建築の設計とは、理性によって人、建築、景観、自然の関係を的確に把握し、感性によって文化・芸術として美しく創造することです。そのため、互いに関連したテーマで卒業設計および卒業論文の両方に取り組むのが、本学科の特長。各研究室に所属して教員ひとりの指導を受けるのではなく、研究室の垣根なくグループ単位で複数の教員の指導を受けます。4年間の学びの集大成は、卒業研究発表会。学外から招いた専門家の前で、学生全員がプレゼンテーションを行います。学部4年生後期卒業研究(卒業設計・卒業論文)「理性と感性の高度な総合による研究と設計」市立西宮高校出身(兵庫県)論文:こどもにとって居心地の良い場所に関する研究-女子中学生を対象としたアンケート調査を通じて-設計:cocoplace-海辺で見つけたわたしの居場所-北陸高校出身(福井県)論文:和紙の里・五箇地区の街路景観に関する一考察設計:伝統を守り、継承する和紙の総合大学富田林高校出身(大阪府)論文:畳の感触と香りがもたらすストレス軽減効果の研究設計:1520mのゆらぎ-畳との縁を継承するたつの市活性の場-伊川谷北高校出身(兵庫県)論文:里山利用の変遷と課題-六甲山地を対象として-設計:祖谷の継承-傾斜地農耕を介した落合集落と人を結ぶ拠点-武庫川女子大学附属高校出身(兵庫県)論文:北木島の集落構成の変遷に関する研究設計:島の生業を醸造する-北木島に根付く人とムギと石の記憶-神戸高校出身(兵庫県)論文:絵図と地形から読み解く須磨の場所性に関する一考察設計:須磨浦ミュージアム-記憶の継承地-三田祥雲館高校出身(兵庫県)論文:里山における慣習とその権利の変遷設計:心を紡ぎ架ける第二歩-自然を活かした複合交流施設と移住計画-5yearslater70yearslater加古川北高校出身(兵庫県)論文:生田川の橋上を視点場とする都市景観の特徴に関する研究-六甲山のスカイラインをはじめとする景観構成要素の分析を通して-設計:Gateway-六甲山と生田川をつなぐ新神戸駅の再生計画-夢野台高校出身(兵庫県)論文:テロワールにおける生産・加工のための構築物にみられる経験知と景観特性設計:森に還り、記憶を刻む建築-奄美大島における自然回復のための参加型プロジェクト-


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