景観建築学科パンフレット2026|武庫川女子大学

これからの社会で求められるのは、環境共生型の持続可能な都市づくり。水辺や集落などの文化的景観と街路樹や公園緑地を含む都市景観、屋上や壁面の緑化など、人と自然の共生がさらに重視されます。その中で景観建築学科は、建築学とランドスケープ学が融合した、日本初のカリキュラムを展開。学部と大学院を合わせた6年一貫教育により、自然と共生する社会に貢献できる建築・景観設計者を育てます。


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学部4年生の演習建築学部卒業生の声進路学習環境在学生の声学科概要カリキュラム学部1年学部2年学部3年学部4年海外研修植物実習大学院概要修士1年インターンシップ修士2年フィールドワークQ&A教員紹介18景観・建築の設計とは、理性によって人、建築、景観、自然の関係を的確に把握し、感性によって文化・芸術として美しく創造することです。そのため、互いに関連したテーマで卒業設計および卒業論文の両方に取り組むのが、本学科の特長。各研究室に所属して教員ひとりの指導を受けるのではなく、研究室の垣根なくグループ単位で複数の教員の指導を受けます。4年間の学びの集大成は、卒業研究発表会。学外から招いた専門家の前で、学生全員がプレゼンテーションを行います。学部4年生後期卒業研究(卒業設計・卒業論文)「理性と感性の高度な総合による研究と設計」鳴尾高校出身(兵庫県)論文:和歌山市雑賀崎地区における災害避難経路の評価および提案-歩行者シミュレーションシステムSimTreadを用いた避難地形時間地図の作成-設計:まちやどで蘇る路地の日常-和歌山市雑賀崎の新たな暮らし-清水谷高校出身(大阪府)論文:松江市内中原町景観形成区域の街路景観に関する一考察設計:学びの水都-松江の文化、暮らし、営みを繋ぐ大学-太子高校出身(兵庫県)論文:明治維新以降の龍野城下町における武家地域の変容-土地利用および所有者の変遷を中心に-設計:龍野の原風景と現風景の邂逅-忘れられた醤油工場の再創造-市立西宮高校出身(兵庫県)論文:製鉄を生業とする雲南市吉田町の空間構成と街路景観についての一考察設計:たたら・鐵の里-島根県雲南市吉田村の「たたら」を紡ぐ文化館-洲本高校出身(兵庫県)論文:瓦屋根に着目した地域景観の変化に関する研究-1990年以降の南あわじ市津井地区を対象として-設計:瓦の美を継承し、新たな景を創出する尼崎稲園高校出身(兵庫県)論文:独立系書店における空間の調査及び分析設計:本のすみか-本の個性をいかす本住空間-泉北高校出身(大阪府)論文:横須賀市における崖を含む市街地景観の分析設計:消えかけた「おもしろい」を拾い集めて-三笠ビル再生を核とした横須賀のまちづくり-姫路飾西高校出身(兵庫県)論文:熊本県・御所浦島の『白亜紀の壁」に関する課題と可能性に関する一考察設計:地創/地殻の記憶から生まれる新たな創造-熊本県御所浦島の「白亜紀の壁」を活用した屋外体験型自然史博物館-小林聖心女子学院高校出身(兵庫県)論文:兵庫県における冒険遊び場の現状に関する一考察設計:回廊が紡ぐ子どもの居場所-冒険遊び場を併設した学びの拠点と尼崎市役所の機能を併設した複合施設-


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